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カテゴリ:本
メタバースをVR、AR、MR、XR、ミラー・ワールドなどをリブランディング、
Web3は、仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン、クリプトのリブランディング、 と教えてくれる。 複雑でわかりにくい状態の用語をまとめて、 ”リブランディング”を用いて説明しており、なるほどと… 冒頭のこの説明がとてもしっくり来たので、面白いかなと思ったのだが、 著者の関わった人だけ儲ければよいとの、世の中を狭く隔てる閉鎖的な視点が 私の視点が異なっており、 読み進めていくと「そうではないと思う」の連続でモヤモヤっとした感じ たとえば、YGG(Yield Guild Games)のゲームを 貧しい人の助けになると絶賛していたが、 この仕組みは、子どもを増やせば増やすほど儲かる仕組みで、 ねずみ講と変わらないと… ゲームで楽して稼げることを経験する弊害は底知れないと思うので、 「夢のようなシステム」の主張が全く理解できなかった。 また、GAFAMのような超巨大企業が貧富の格差を生み出し、 弊害を起こしているので根本から変えたいとの主張だったが、 情報格差が問題と常々考えているので著者のやり方だと、 格差が増すだけだと、真っ向から反論したくなった。 他にもZOOMに限定した狭い視野であったり、 後半の方は宣伝色が強くなったり、 著者のサイトの支援金の話で最後のページを閉めていたりして、 最後までちょっと… 7,072位とそこそこ人気がある本のようだが、 なぜにこんなに人気があるか、残念ながら理解できなかった。 私が偏屈もののオジサンだからなのか… 読んでみて、どっち側にいるのか、判断してみるのもいいかも 2023年8冊目 期間:2023年4月8日~4月12日 題名:メタバーストとWeb3 著者:國光 宏尚 出版:株式会社インプレス (2022/3/30) 内容(「BOOK」データベースより) Amazon: 7,072位本 バーチャルファーストで起こるビジネスチャンスに乗り遅れるな。 世界が注目する次世代Webの基本から、押さえておきたいトピックスまで満載。 〈本書の構成〉 INTRO:メタバースやWeb3がバズった本当の理由 CHAPTER1:これまでの流れを知ると、Webが行き着くゴールが見えてくる CHAPTER2:メタバースとは何か? CHAPTER3:次世代インターネットWeb3を徹底解説 CHAPTER4:メタバースとWeb3が辿り着く未来の姿 LASTCHAPTER:メタバース、Web3の事例から見るビジネスチャンス ●気になったフレーズ ・1日24時間は誰にとっても変わるものではありません。 ⇒この時間を、TV、本、ゲーム等々の産業が奪い合っているとあり、 このフレーズをを最近よく聞く気がする。 ・決定的に重要なのはマーケッティングとタイミングです。 ⇒早すぎても、遅すぎてもうまくいかない。 ・そもそもVRネイティブ世代になると、 もう私の世代のようにVRで酔ったりしなくなり、 長時間VR空間にいることを苦にも思わなくなると考えています ⇒VRを試すたびに酔ってしまう… これでは万人に流行るはずもなく... ・これまで、ゲームでできなかったことは、 そこで「お金を稼ぐ」ことでした ⇒ゲームは娯楽だから目的が違うし、 プロゲーマーなどYouTuberなど、 いまでもゲームで稼いでいる人いっぱいいるし… ・そしていま、マーケッティングにおいて一番重要だと思われているのが、 「ファンエコノミー」です ⇒ひと昔前は、新しい機能や技術でファンを増やせたが、 技術がサチってきており、差別化のための「ストーリー」が必要になっている。 メタバースは、例えばMWC(Mobile World Congress)2023を見ても、 B向けの展示ばかりでC向けの展示は少なく、 今の技術ではC向けでは流行らず、B向けにシフトしたと思っている。 まぁ、B向けも無理やり感があるので、いったん流行は収まるかな。 メタバースもWeb3も、1年もたてばそんなのあったよねとなるかと... 次はこれ読んでみたい。 試合の日が雨ばかりで私の草野球が開幕しない… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.15 15:17:41
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