|
カテゴリ:本
著者のベンは、ネットスケープなどを経て、
オプスウェア(元ラウドクラウド)の創業し、 2007年に同社を16億ドルでヒューレット・パッカードに売却している。 その間の、これでもかというほどのハード・シングス(困難)に対する 壮絶は経験が本書で述べられている。 立場もレベルは全く異なるが、リーダしてここ2年間、 さまざまな困難に襲われ苦しんでいる私に対して、 そんなのたいしたことないから、もっと頑張れと言われた気がする 4年前に一度読んだ本であったが、 その頃は部長3年目で、いまはもう一段昇進しており、 立場と経験が変わると受け取り方が全然違う。 時間をおいて読み直し、当時の日記と比較するのも悪くない。 読書日記の面白いところ 少し古い本であるが、読み応え抜群!! 2023年7冊目 期間:2023年4月1日~4月7日 題名:HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか 著者:ベン・ホロウィッツ 翻訳:滑川 海彦、高橋 信夫 出版:日経BP (2015/4/17) 内容(「BOOK」データベースより) Amazon: 11,222位本 強力ライバルからの反撃、会社売却、起業、急成長、資金ショート、 無理な上場、出張中に妻が呼吸停止、バブル破裂、株価急落、最大顧客の倒産、 売上9割を占める顧客の解約危機、3度のレイオフ、上場廃止の危機―。 壮絶すぎる実体験を通して著者が得た教訓は、 あらゆる困難(ハード・シングス)、に立ち向かう人に知恵と勇を与える。 シリコンバレーのスター経営者に慕われる最強投資家からのアドバイス。 ●気になったフレーズ ・「やっていないことは何か?」を聞くのはよいアイディアだ ⇒すべてやり切ったと考えがちだが、案外やっていないことが多い。 尋ねることで、新しい手段がみつかることがある。 ・戦士が常に死を意識し、毎日が最後の日であるように生きれば、 自分のあらゆる行動を正しく実行できる ⇒覚悟を持ちなさいとのことだと思うが、 ”何のために…”が頭をよぎってしまう。 覚悟を持つための何か足りない… ・長く戦っていれば、運をつかめるかもしれない ⇒運を気づくための常日頃からの準備と、 掴むための努力とスピード感が必要だと思っている ・使えないリーダーを放置しておくことは、 会社の一部門全体がゆっくりと腐敗していく原因になる ⇒よくわかる。 ゆっくりと、誰もわからないように腐敗していく ・われわれの会社が勝つ実力がないのなら、 そもそもこの会社が存在する必要などあるだろうか ⇒戦うべき時に逃げていることに気づいたら問いかけろとあった。 逃げている状況かもしれないので、この問いの解を見出したい。 ・「われわれは、人、製品、利益を大切にする。この順番に」 ⇒”利益”が、一番との言い方になっているかもしれないので気をつけたい ・「ピーターの法則」 人はその地位に求められる能力を発揮できない地位まで昇進する ⇒なるほどと思うが、 「努力せず成長しなくなるまで昇進する」が、個人的な見解。 結局その地位で満足して、これでいいやと思ったら止まるし、無能になる ・勇気と決意に投資するのは私にとって簡単な決断だった ⇒特に大企業では、”勇気と決意”を持つということは、 覚悟とリスクを背負うことになり、 それだけの思いを持った案件に対して、投資を拒める幹部は少ないと思う ・何を避けるべきかに意識を向けず、 これから何をなすかに意識を集中すべきなのだ ⇒”何をすべきか”が大事なんだろうけど、 そのためにどんな状況かを素早く把握することが必要 ・彼らが異口同音に「私は投げ出さなかった」と答えた ※偉大なCEOたちが成功した理由を聞いたときの答え ⇒「投げ出したい、逃げ出したい」と思うことがしばしばあり、 なぜ「投げ出さなかった」のか、聞いてみたい。 本書にもあったが、 孤独で、自分一人で空回りしているような感覚がとてもつらい。 著者が本書で薦めていた良書。 古い本だが一度読んでみたい。 あと、暗号化資産に投資を始めたので、勉強を兼ねて、これ読んでみようかな。 カッコいいおっさんになろうと、 少しずつブランド物を購入している。 ラルフローレンのボクサーパンツを買ってみたら、 フィットして履き心地が凄くいい!! 徐々に変えていって、今はラルフローレンばかり。 カッコいいおっさんに近づけたのかしら… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.09 10:28:02
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|