|
カテゴリ:本
本書「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」のテーマは、 ”組織と個人の両方の潜在能力を開花させる方法を示すこと”とある。 開花させるためには、 「もう一つの仕事=自分の弱さを隠す」にコストをかけず、 自己や組織の成長に費用を費やすべきと述べられている。 個人に限って言えば、”自分の弱さを隠すこと”はお金にはならないが、 社会人として生きる術なのでしかたないのでは… 本書に書いてあることができればとてもハッピーなのだが、 かなり力がある人が、必死になって取り組まないと達成できないのではと思ってしまう。 力のある人をうまく巻き込むのも能力、生きる術のひとつなんでしょうが… その辺は本書には書いてない…残念 ロバート キーガン氏曰く、成長するには、 ・厳しいフィードバックがが必要 ・限界を知り、それを来れさせるためのミッションが必要 とあり、その通りだと思う。できないのが現実... 私自身については言えば、 部下からが多くフィードバックはもらっているが、 厳しい上司からはフィードバックはもらえてないし、 限界を知っても、それを真剣に超えるだけの活動ができてない。 この手の本を読むと、 「個人としても組織に適用するにしても覚悟とやり切る力が必要」 といつも感じるのだが、成果が出てないので、できてないのだろう。 今年度は、「本気」でチャレンジするつもりなので、 著者が述べている内容を腹落ちさせて行動に移したい 年始早々に背中を押してもらった一冊だったかも。 難しい本だったが、読む価値はあると思う。 2024年2冊目 期間:2024年1月6日~2024年1月13日 題名:なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか すべての人が自己変革に取り組む 「発達指向型組織」をつくる 著者:ロバート キーガン、リサ ラスコウ レイヒー 監修:中土井 僚 翻訳:池村 千秋 内容(出版社より) 13,405位本(Amazon本ランキング) ほとんどのビジネスパーソンがエネルギーを費やしてしまう、 お金にならない「もう一つの仕事」とは――。 30年以上にわたって「大人の発達と成長」を研究してきた著者によると、 弱さを隠してしまう「もう一つの仕事」が現代の組織に蔓延しており、 それに膨大なエネルギーが費やされているという。 本書では、そのような弱点を克服し 「人と組織のバージョンアップ」を可能にする組織を 「発達指向型組織(DDO= Deliberately Developmental Organization)」 と定義、組織をDDOにするための道筋を示す。 「本来の自分」を取り戻し、 成長の実感を得ながら生き生きと働ける職場で働きたい、 またはそんな組織やチームをつくりたいビジネスパーソンへのヒントが詰まった一冊。 ●気になったフレーズ ・成長のプロセスを幸福と考えるとすれば当然、幸福を経験するためには、 喪失や痛みや苦しみを遠ざけるのではなく、それを味わわなくてはならない。 ⇒自分の限界を超えるための苦しみを味わえってこと。 限界を超えるためのミッションに出会えるのは幸運なことである。 また、真の実力者は自らの限界を知り、苦しみを味わい、成長している。 まだまだ自分もそうありたいと思っている ・何事も「上達」するためには、とりあえずやってみることに勝る方法はない ⇒まずは行動ですね。賛成!! ・適切な人材を起用せよ。 ⇒「よいものはほぼすべて、素晴らしい人物が 素晴らしい文化の中で活動する結果として生まれる」とつづく。 素晴らしい人物を集めるには、素晴らしい企業/チームにならないとね ・適任でない人物を社内のほかの職に移すか、さもなければ会社から取り除け ⇒厳しいけどこれが現実。取り除かれないようにしたい ・イシュー・ログ ⇒「ミスや失敗、問題について疑問やデータを記録するためのデジタルツール」 成長するために手帳にイシューログを書くことにした。 ・ものごとがうまく運ぶようになったら、それをたたき壊して、次のレベルに進む時期だ ⇒現状に満足するなということ。このくらいの意識が必要なのかもしれない ・たいていの企業には、自信満々の実行者はいても、 自信満々の意思決定者はなかなかいない ⇒”自信満々”の決定者はちょっと危険な気がするが… ・真実に正面から向き合わなければ、自分がいだいていた暗黙の固定観念に 気づけなかっただろう ⇒コーチングにて、正面から向き合う大切さを学んでいる ・私はどういう点で行動を変えれば、もっと大きな成果を上げられそうだと 思いますか? ⇒信頼できると思える3人からヒヤリングして情報を求めるとのこと。 3人もいるかなと思ってしまうダメな私 ・リーダーシップとは、目的地に到達することより、 旅を続けることなのだとわたかってきた。 ⇒目の前だけを見ているリーダーが多すぎる… ロバート キーガン氏の前作「なぜ人と組織は変われないのか」を2021年4月に読み、 変革を阻む無意識の免疫についてのメモしていた。 ・阻害行動:自分の力でピンチを抜け出そうとする傾向が強い ・裏の目標:自分がヒーローになる ・固定観念:自分がヒーローにならないと、深い満足感を味わえない ・裏の目標:自分が欠かせない人材だと感じる ・まわりの人たちに高く評価してもらえなければ、失敗だ そして、「行動をともなわない思考は、機能マヒに陥る」とも… 3年経っても全然変わってないなぁ もう一度、読んでみたいと思う。 年末年始に先輩と義理の弟からマラソンをまじめにやるならGarminがお勧めと言われ、 楽天のポイントがそこそこあったので、年明けにGARMIN Forerunner 265を購入。 そして早速本日装着して30km走に挑戦!! まだ操作がわかってないのでラップと走行距離がメインであったが、 この二つがわかるだけでも気持ちが全然違う。 これまでの練習では30km走れず、最後はいつも歩いていたが、今日は初めて完走 もっと機能を駆使して効果的なトレーニングに励みたい。目指せサブ4!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.14 19:12:42
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|