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カテゴリ:アート(2010年12月以前)
吉田都さん(英国ロイヤルバレエ団 プリンシパル)をプロフェッショナル~仕事の流儀~で見ました。15年間 プリンシパルとして在籍したロイヤルバレエ団を退団されるそうで、その退団公演に向けての様子を取材していました。 踊りの「ステップ」を見せる振付家がいる中で、ロイヤルバレエ団の振付家 ケネス・マクミランの振り付けは、踊ると言うより「演技する」感覚だそうです。 ![]() 吉田さん自身もお好きで、その「演技」らしさが表れていますのが、オーケストラの演奏が流れるなかで「ジュリエットが自分のベッドに座り、今後を思案している」場面です。
また、特徴的振り付けが、「オフバランス」だそうです。 「オフバランス」は相手に体を預ける踊り方です。それにより感情表現するそうですが、ダンサーは自分の中心に軸が来るように訓練していますから、とても難しく、少しの気の緩みが大きな怪我に繋がるため、お互いの信頼がとても大切と話していらっしゃいました。
そして最後の場面では、ロメオの死を知ったジュリエットは「激しく泣く」「ロメオを抱き続ける」など、どんな気持ちをいだくかと悩まれて、何度も何度も繰り返していらっしゃいました。
吉田さんを初めて拝見しましたのが、トップランナーです。その後、時々お見かけしますが、今回の退団公演の「ロメオ&ジュリエット 全3幕」が「芸術劇場」で放送されると知り、とても楽しみにしていました。 「オフバランス」を伺ってから見ましたので、「これを指すのか・・・ 「プロフェッショナル」で最後の場面を見て泣いてしまいましたが、「芸術劇場」でも同じ場面で泣けてしまいました。
劇場やバレエ団の方々の「祝福のカーテンコール」はサプライズだったようで、吉田さんは驚いていらっしゃいました。ロイヤルバレエ団の15年間、或いは9歳で始められてからの35年間に技術以外も磨いていらっしゃったのが伝わってきました。 お疲れさまでした。そして素晴らしいバレエをありがとうございました。
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最終更新日
2010年11月25日 00時22分44秒
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