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カテゴリ:2012年10月~2013年3月
2月の教室(2013年)でお渡しした資料です。
*高度先進医療 健康保険を使うには、すべての診療を健康保険対象の診療内容でおこなうことが原則となっているのです。新しい医療技術の中でも、「厚生労働省の特定した先進医療を承認を受けた医療機関で受ける」場合にのみ、部分的に保険が併用できるようになります。
平成22年4月1日現在、認定されている高度先進医療は105種類あります。 高度先進医療は、「特定承認保険医療機関」でしか受けることができません。高度な技術を持つ医療スタッフと、質・量ともに十分な施設・設備であることが専門家や関係審議会で認められ、厚生労働省が承認した病院です。病院ごとに取り扱う高度先進医療の種類が承認され、取り扱う病院ごとで数えると高度先進医療の総計は871件あります。
高度先進医療の費用とは、技術料となる特別料金で金額は医療の種類や病院によって異なります。特別料金以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、健康保険が適用され一般の保険診療と同様に扱われます。
*粒子線治療(陽子線治療・重粒子治療)が可能な病院 重粒子線 ※314万円 ·重粒子医科学センター病院 (千葉県千葉市)、•群馬大学重粒子線医学研究センター (群馬県前橋市)、•兵庫県立粒子線医療センター (兵庫県たつの市)、•九州国際重粒子線がん治療センター (佐賀県鳥栖市 ※...2013年以降の開始予定)
陽子線治療 ※一つの治療部位につき288万3千円 すべてのがんが陽子線の治療対象となるわけではない。また、対象疾患でも陽子線治療が適応と判断されない場合がある。白血病、悪性リンパ腫など全身に広がったがんや、胃がんなどは適応ではない。
例)照射回数が1回でも、40回でも同じ額 ◎照射回数が患者の意思により選択できるものではなく、治療する部位や場所などにより医学的に決定されるものであるため。 ◎一般的に照射回数が1回で終了する治療の場合には、1回あたりの陽子線の量が多く、40回で終了する治療の場合には、1回あたりの陽子線の量が少なくなり、トータルの陽子線の量はほぼ同等 兵庫県立粒子線医療センター(兵庫県は1つの施設に2つ設置)、•南東北がん陽子線治療センター (福島県郡山市)、•相澤病院 (長野県松本市 ※...2013年秋以降の開始予定)、•筑波大学陽子線医学利用研究センター (茨城県つくば市)、•国立がんセンター東病院 (千葉県柏市)、•静岡県立がんセンター(静岡県駿東郡)、•西部医療センター (愛知県名古屋市※)、•福井県陽子線がん治療センター (福井県福井市)、•メディポリス医学研究財団(鹿児島県指宿市)、 ※西部医療センター(名古屋市北区平手町)名古屋陽子線治療センターを併設
(えつぼ) (えつぼ) 笑壷ソサエティ フェイスブック (えつぼ) 笑壷ソサエティ <教室案内> (えつぼ)
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最終更新日
2016年02月03日 02時06分24秒
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