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花屋な日々

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2012.10.17
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  • neko 003.JPG

普段はリラックスしてるくせに、私が近づくと ぷぅっと口元が膨らむ小梅っち。

なぜそんなおもしろい顔をする。

寝てるところをそっと触っても、飛び起きてどっか走ってっちゃう。

 

家の中でノラ化してる。家庭内ノラかキミは。

 

 

去年の今頃、小梅っちはお外で暮らしてた。

カラダがとっても小さくて、成長が遅れてて、片目しかなくて、

近所のエサやりさんから細々とご飯をもらって命をつないでた。

 

今はしあわせですか?

うちのにゃんずたちと毎日一緒に飛び回って遊び、おなかをすかせることもなく、温かいホットカーペットの上でぬくぬく眠り、

私に触られるのはキライみたいだけど、

とりあえず、幸せそうに暮らしてる。

幸せだといいな。ねぇ小梅っち。

 

 

 

世間にはまだ知らない人がいっぱいいるみたい。

行政で「動物保護センター」とか

「動物愛護センター」とかいう名称のところがあるけど、

それらは決して動物を保護するところでも、愛護するところでもなく、殺すところだってこと。

年間24万頭のネコが殺され、15万頭の犬が殺されるところ。

ねこ24万頭のうち、そのほとんどが子ネコだってこと。

「生まれちゃった、困った、動物保護センターにもらってもらおう」っていうおバカな人たちがいっぱいいるみたい。即日殺されるのにね。

飼育放棄された子たちは即日殺される。

迷子でさえ1週間で殺される。そんなところ。

そりゃ年間24万頭のねこ、15万頭の犬たちを、愛護して保護して管理できる広大な施設があるわけもなく。その財源だってあるわけもなく。

 

たった1回、避妊手術をしておけば。

たった1回、去勢手術をしておけば。

生まれてきたのに殺される、そんな運命をたどらなければならない命はなくなるかもしれないのに。

 

生まれてきたからには幸せになってほしい。

せめて、いつも命のキケンと隣りあわせで、おなかをすかせて、雨に打たれて、泥にまみれて、傷だらけで生きていかなくてすむように。

心安らげる穏やかな場所で、気持ちよくお昼寝できるように。

願わくば 愛して守ってくれるヒトと、一緒に暮らせるように。

 

殺処分ゼロを目指そう。いつかそんな日がくる世界を祈ろう。

殺処分は行政のせいだけじゃない。

みんなのモラルが、そうさせてる。

 

ペットショップやブリーダーから 子犬や子ネコを買いたがる人たちも考えないと。

ペットショップやブリーダで 売れ残った子たちが、たくさん殺されている現実。

生体展示販売(ペットショップ)がなくならなければ、

ドイツのような「殺処分ゼロ」の国には生まれ変われない。

 

 

 

今うちに居る子たちはみんな、捨てられたり、親とはぐれたりした子だけど、

ペットショップに展示される子たちと、その命の重みやかわいらしさに、一体なんの違いがあるんだろう、って思う。

 

 

冷たい雨が降る季節になると、どうやって生き延びているのか、家のないネコたちが心配になる。

 

今夜も雨。

 

小さな命が報われる日が、いつか、必ずきますように。

祈らずにはいられない。






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Last updated  2012.10.17 19:05:41



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