花屋な日々

私の何がいけなかったの

子を宿して　産んだ

それがいけなかったの？

私たちは　なぜ　ある日突然　外の世界に放り出されたの

この子たちを守るために　必死で生きてきた

私の何が　捨てられる理由だったの

私にはわからない

どうして　私たちは　食べるものも住む場所も　失ったの

私たちは　生きてちゃ　いけないの？

生まれてきては　いけなかったの？

どうして・・・

ママネコのその目から　察する　心情を　言葉にしてみたらこうなった。

この子は　ピカピカのピンクの首輪をしたまま　捨てられた。

子ネコを連れて、親子で　路上に捨てられた。

捨てたニンゲン、あなたはそれでも「心」があるのだろうか。

どうやって生きて行けと言うんだろうか。

ガリガリにやせ細り、風邪をひき、どのくらい放浪したんだろう。

とある家の敷地で、やっとご飯にありつけた。

ママネコは子ネコに食事を与えて　自分はほとんど食べない。

おかげで子ネコはむちむちコロコロしているけれど、ママは相変わらずガリガリ。

ガリガリの体のおっぱいに　子ネコが吸い付く。

ママは静かにおっぱいを与える。

小さなふたつの命を守って　やっと生きてきた。

そして　私のところにたどりついた。

今　この親子は　うちのお店で保護してる。

仲良く体を寄せ合って　静かに　している。

子ネコは安心したのだろうか、のびのびと眠り、ご飯を食べ、ママに甘える。

ママはまだ警戒して　ご飯を食べようとはしない。

ママネコは１～２歳だろうか、小さくて　若い。

子ネコは生後３ヶ月くらい。無邪気で元気。

鼻風邪をひいているので、後日病院へ連れて行く。

相談者さんは、ある日突然現れた親子を見て

痩せたママネコを見て

見かねてご飯をあげた。

相談者さんは８０歳、この子たちを引き取ることは出来ない。

かわいそうに　と涙を流しながら　なんとかしてあげてほしいと訴えたそうだ。

捨てるニンゲンもいれば

なんとか助けたいと心底思うニンゲンもいる。

見て見ぬふりするニンゲンもいる。

みんな　同じ　ニンゲン。

ニンゲンは　悪魔なのか　天使なのか。

人なれしていて、親子共抱っこもできるし攻撃性もない。

里親様を募集します。

譲渡条件★完全室内飼育★終生大切な家族として飼育してくださる方★ペット可住宅にお住まいの方

　　　　　　★迎えいれるにあたり家族の同意が得られていること★必要な医療にかけてくださる方

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なお、大変恐縮ですが　高齢者のみの世帯、男性単身者の方はお断りする場合がありますので御了承ください。

お問い合わせは　hanaichiba-evergreen@lapis.plala.or.jp  まで。

できれば一度、お見合いにお越しいただいて、その後こちらからご自宅へお届けします。

そのときに、飼育環境を確認させていただきます。

慣れるまではケージ飼育が好ましく、脱走防止策等を講じていただくことも条件となります。

よろしくお願いします。