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花屋な日々

花屋な日々

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2016.04.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、茶とらのサンちゃんが突然ご飯を食べなくなり
驚いて翌日病院へ連れていった。

いまだ私を警戒し、見ている前では食事はしないのだけど、
それでもいつもお皿はきれいに空っぽになっていたのだ。
なのに、2食、全く食べなかった。

ケージから捕まえてキャリーに移すのも一苦労。
病院でも大暴れだったので、鎮静麻酔をかけて色々調べてもらった。

サンちゃんは、今ではもう夜鳴きはしない。
基本いつもネコベッドに横たわりまったりと構えている。
でも私がケージをのぞいたり声をかけたりすると、固まってイカ耳になってしまう。
でも手は出さないし、おとなしい方だと思う。
穏やかなケージライフを送っているのではないかな。
こんなにやせっぽちで、あちこち怪我もしていて、
外で生きてた危険な暮らしを考えれば
安全、安心、お腹が満たされて、さほど嫌そうな感じは受けない。

まぁサンちゃんの真意のほどはわからないけれど
彼にとっては、私が目障りなくらいで
あとはそこそこ満喫しているように見受けられるのだ。

で、突然食べなくなった理由は、実際のところわからなかった。
ただ、歯肉炎で弱っていた歯が何本か抜けたことで、
もしかしたら口の痛みから食べなかったのかもしれない。
グラグラになっていた歯が痛かったようだ。
歯が数本なくなったら、すっかりご飯を食べるようになった。

今回、せっかく血液検査をするのだから、ついでにウィルスもチェックしてもらった。

サンちゃんエイズキャリアであった。
やはりな、、という気持ちだった。
覚悟はしていたけれどちょっとショックだった。

血液検査の数値は悪くないので、まだ発症しているわけではなさそうだ。キャリアである、ということだけで。

エイズの場合、白血病よりは気持ちが楽だ。
ケンカをしなければ移ることもないし、
過度のストレスなどにあわなければ、生涯発症せずに天寿を全うする子も多い。
白血病の場合ももちろん発症せずに過ごせるケースも多いけど、後に悪性リンパ腫など出る場合もあり、ちょっと深刻に受け止めなければならない。

以前我が家にいた ちびというにゃんこは、白血病であったのだけど、14歳で悪性リンパ腫を発症して
それはそれはかわいそうな最後を看取った。
今でも思い出すと胸が押し潰されそうになる。

海外では、白血病と診断された子は安楽死させられるケースも多いのだとか。
それはそれでとても理不尽だと思う。
発症するかどうかもわからないのに、、、
日本の獣医師たちはそこまでドライではないので、白血病だからと安楽死をすすめるケースも稀ではないかな。
実際に、エイズキャリアだろうが白血病キャリアだろうが、それらの病気に対する知識もすすみ、里親に立候補してくださる方々もいるくらいだ。
発症さえしなければいいのだ、
つまりストレスのない生活を送ってもらえるようニンゲンがちょっと気を付ければ防げる可能性の高い病気でもある。
免疫が落ちないように気を付けるとか、
キャリアだというだけでは、なんら他の子と変わらない。

ただ、リスクが少しだけ高いのは否めない。
発症すればどちらも不治の病であることには違いない。

だけど、キャリアだからといってそんなに悲観することはないこともよく知ってる。
喧嘩で移ることがあるので、できれば一頭飼育か、同じキャリアの子となら問題はない。
ストレスを与えないよう快適な住空間を提供すればよいのだ。
そして愛情。それに勝るものはない。
そして適切な医療にかければ、寿命は健康なネコと変わらず過ごせる。
ほんのすこし、キャリアであることを念頭に置いて気を付ける。
それくらいの懐がなければ生き物と暮らす資格はないと思うので。


まぁそんなこんなで サンちゃんはエイズキャリアであったけれど、歯が抜けたら元気になりました。
元気、というか…
サンちゃんの場合、元気ハツラツとかそういう感じでもなく
ご飯はもりもり食べるけれど、あとは基本寝ているかなぁ。
私に警戒しまくっているので、一緒に遊ぶ余裕はないし。
でもベッドでいつも、だらーんと足を伸ばしてくつろいでいるので よしよし元気だね、と。

やせっぽちが原因かはわからないけれど、彼はケージの登り降りがうまくできない。
ジタバタと登っていくし、降りるときもネコベッドごと落ちたりする。
体力はまだまだ全然なさそうだ。
まぁもちろん、だからリリースせずに保護に踏み切ったわけで。

もう少し太って、人馴れしてくれたら、ぼちぼち里親募集をしようかねと考えているので、その際はヨロシクお願いいたします。

実は私は茶とらは大好きだ。
初めて暮らしたネコは、茶とらの女の子だった。
茶とらで女の子はちょっと珍しいことは最近知った。
彼女にはずいぶんと苦労をかけた。
初めてのネコなので、なんせ色々勝手がわからず不自由させたと思う。
我が家にネコが増えたとき、彼女は家出をして、ちゃっかり近所のお肉屋さんちの子になってた。
私のネコであることを説明して返してもらい連れて帰った。
それでもたびたびお肉屋さんちでご飯をもらっていたようだ。
新しいネコが来たことが気に入らなくて、頻繁に家出をして、そのうち出入り自由な飼育になっていた。
当時は私もまだ若く、ネコは完全室内飼育、なんてこだわりはなかった。
それでも帰って来ない夜は、懐中電灯片手に深夜まで探し歩いた。

そういう心配や不安がもう本当に嫌で嫌で、
引っ越してからは外には出さなかったのだけど、それでもたまに脱走しては外のネコにいじめられて帰ってきたなぁ。
晩年は家出をすることもなく、ほとんど家のなかにいたけれど、若いネコと相性が悪く、いつもひとりでポツンとお風呂場の蓋の上から私を呼んでいたっけ。

彼女は16歳で永眠した。長いこと腎不全を患っていた。
悲しくて悲しくて、そのとき私は半狂乱だったと思う。
たくさんのごめんなさいを、泣きながら叫んでいた。
もっとやさしくならなくちゃ、もっと大切にしなくちゃ、って
たくさんたくさん後悔した。


おっと 話が脱線してしまった。

そうそう、私が茶とらが大好きだという話ね。

サンちゃんを見ていると、どうしても彼女を思い出す。
切なくて愛しい思い出。


で、サンちゃんは脇と尻尾に怪我をしていて、それはもう、傷口はふさがっているのだけど、歯もポロポロ抜け落ちたので、念のため抗生剤のお薬をご飯に混ぜて与えている。

エイズだとわかったので、今後は免疫が落ちないように、気を付けて生活していこうと思う。


我が家はにゃんこがたくさんいるけれど、
それぞれの好みやそれぞれの療法食、そしてそれぞれのお薬など、食事の用意をしてみんなに与えるまでに一時間はかかる。
とても大変な作業、それが毎日朝晩。
そしてトイレの掃除は家にいる間中、終わらないループだし

相性に合わせて部屋を分けているけれど、最近 武蔵とミケコがドアノブの開けかたを覚えてしまったせいで気の休まる時がない。

一応通販でドアノブロックみたいなものを買ったのだけど、まったく無意味、一瞬で突破されてしまった。
それについては何かいいものがないかといまだに探している。
今は、ドアノブをガムテープで固定して開かないようにしているけれど、それさえも場合によっては開けられてしまうし
何よりガムテープグルグル巻きは、出入りのときにいちいちめんどう過ぎる。

武蔵は自分でドアを開けてしまうのに、開けたドアから侵入したミケコにいじめられて悲鳴をあげる。
いじめられるんだから開けるなっつーの。

開けるの好きな子って案外多いのよね。
昔、ちびもそういうオトコで、ドアから窓から襖から引戸から、とにかく全て開いてないと気がすまない子だった。。
開ければ満足なの、だから開けるまではものすごい執念を燃やす。
アレはなんなんだろうねぇ。


我が家の目下最大の悩みは
ドアノブの件と、お世話に時間がかかりすぎること。
それぞれと遊んであげる時間がとれなくて、かまってもらえないストレスからはっちゃんはいつも私の洋服におしっこかける。
はっちゃんのメンタルは注意しなければいけない、すぐに具合が悪くなってしまうから。
なのでマメに声をかける。
あなたのことを忘れたわけではありませんよとアピールする。


体調の悪い子が出ると本当に大変だ。

実は昨夜もほとんど寝ていない。
それはロン太くんの話、
また長くなりそうなので、今日はこの辺で。
気が向いたら次回につづく……


あーもーこんな時間、
寝よう!
ではではぐんない。





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Last updated  2016.04.28 02:25:00



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