4142874 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

花屋な日々

花屋な日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2016.07.17
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

はぁ~

 

なかなか疲労感はとれないお年頃ののらねこ087です。

 

今日はお店は3時には閉店して、その後予約のお客さんと連絡とれたのが5時半、

お届けしようと思って何度も着信入れた旨話したら

じゃあ今から届けてくれって言われて

いやいや今からは無理ですしかも通常二千円では配達してませんから~ってことで

結局お客さんが取りに来たのは6時で

結局いつもと仕事が終わった時間変わらなかったよって話。 

早い時間に連絡とれれば配達しちゃったけど、そんな時間に配達したんじゃ無駄に待った3時間プラス配達はいくらなんでもあんまりだ。

 

そのお客さんを待っている間に知り合いから相談が。

 

以前からご飯をあげに通っているネコがぐったりしている、顔がぐちゃぐちゃで腫れている、どうしよう、というもの。

とりあえず触れるなら病院へ、とすすめ、

日曜でも7時までやっている病院を教え、

一旦電話を切ったのだけど

やはり気になってもう一度電話をしたら、

ネコは捕まった、かなり弱っている、今教えてもらった病院へ向かっている、というので、私も急遽その病院へ駆けつけた。

 

待合室にいたそのネコの顔を見てびっくりした。

左目が腫れあがり眼球が見えない。左頬が異常に膨らんでいる。

 

Mさんは、にゃーたくんのときにかなりお世話になった方で、多額のご寄付をいただいた。

出会いは我が家のはっちゃん保護のときで、お向かいのマンションに住んでいる方で、子猫の鳴き声に深夜心配して探しに出てきて知り合った。

見知らぬ者どうし、夜中に泣き叫びながら逃げ回るお腹をすかせた子猫保護に奔走したのだった。

その後、彼女もTNRなどを熱心に行い、保護したネコも多数いる。

むーちゃんまーちゃんのいた30頭多頭現場のときも情報提供者でありご協力もいただいた。

はっちゃんが5歳になるから、もう5年のつきあいだ。

 

ネコに関する活動にしても、私ととても同じ感覚を持っていると思う。

ネコに関わることをしていると、同じようでも少し感覚が違う人とか、意見が分かれることとかあるけど、彼女とは多分とても似た感情で動いていると私は思っている。

 

その彼女が困っていた、私は駆けつけない理由がなかった。

 

彼女が助けたそのクロネコは、高齢でとても小さく、とてもおとなしかった。

弱っているのもあるだろうけど、抵抗ひとつせず診察をうけた。

頬の腫れは大量の膿がたまっていたため、皮膚を切って膿を出してとても痛かっただろうに、おとなしく治療されていた。

診察台の上が血膿に染まって、先生は、これ見て倒れる方もいるから外で待ってていいですよと言ったけど、私たちは頑張って見守っていた。

膿が出きって腫れが引かないと原因はわからない、感染か腫瘍か、、

内瞼に押し潰された左目は、眼球はまだ生きているので腫れが引けば大丈夫だろうとのこと。

 

先生は、血液検査はすすめたけど、他に何をしますかと彼女に聞いて、彼女は「やれることは全部」と言った、そんなところも私と同じだと思った。

 

シラミがすごかったので、ノミシラミ駆除、ウィルス検査、皮下補液、抗生剤にビタミン剤、、

 

ウィルス検査は幸いマイナスだったけど、腎臓と貧血の数値が著しく悪かった。

飲み薬と目薬を処方された。

数日後に再度頬の具合を診せてくれと先生は言った。

 

もうその時点で 保護するという選択肢以外なく。

治療と投薬が必要なのだから。

高齢だし、このままほっとくわけにもいかない、

彼女は見取り覚悟の保護を決めた。

 

彼女の家にもネコはいっぱいだ。

問題児もいる。

先日は、長年連れ添った高齢の愛猫を見送ったばかり。

つい先日だ、泣きながらお店に花を買いに来たのは。。

「一匹減ったのにまた一匹…」

「そういうふうにできてるんだよね」なんて話ながら。

 

病院のお会計は相当な金額いったので、わずかながら私もカンパした。

にゃーたくんのときの彼女からの寄付金とは比較にならないけれど。

 

 

その後 夜、彼女の家にエリザベスカラーを届けに行って、ネコの様子を伺った。

とても落ち着いていて、頬の腫れが引いて眼球が少し見えていた。

よかった、失明は免れそうだ。

色々話をしていたら、ご主人が帰ってきたのだけど

「こんばんは、、、あれ?のらねこさんが来ているということはまさか…

とカンのよいご主人だ。

諦めたような、呆れたような顔で「まさかネコ増えた?」と。

「私のせいじゃないですよ!私のせいじゃないです!あとは奥さまとじっくり話し合ってくださいませ」と早々に退散した。

「え?ほんとに?ほんとに帰るの?」とびっくりしてた。

あのあと夫婦喧嘩になっていないことを私は祈るばかり。

 

 

はぁ~

お盆が終わった~

と思った瞬間

再びネコ問題。

まぁお盆中にもボラさんたちから色々な悩ましい案件を聞かされてナーバスになっていたのだけど

 

 

少し、ニンゲンが手を差しのべれば

少しニンゲンががんばれば

助けられる命があるのなら

助けない理由はないと

私は思ったりしてしまうのです。

 

今日の、彼女の英断に

感謝。

 

みんな、いっぱいいっぱいの中、

少し無理して

それでも命を助けようと

がんばっている。

お金じゃ買えない命。

踏み出す勇気と

愛があれば。 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.07.18 00:36:18



© Rakuten Group, Inc.
X