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花屋な日々

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2016.07.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類

まーちゃんの体調不良に関して、多方面の方々からご心配いただいております。

ありがとうございます。

 

まーちゃんの大好きなちゅーるのバージョンアップ版、エナジーちゅーるの差し入れをいただいたり

ご心配のご連絡をいただいたり、

 

お心に留めてくださる方々に心よりお礼申し上げます。

 

まーちゃんはといいますと、

昨日の朝、病院で皮下補液と強肝剤の注射をして、

これで食欲が戻らなかったら明日も通院するようにと言われたのですが、

昨日の夜はちゅーるなど少し食べてくれて、今朝も、カリカリを一粒ずつ口に運んだら、いつものようにあーんして食べてくれたので

ひとまず大丈夫かなと今日の病院は見送りました。

投薬の強肝剤は2週間分あって、飲み終えたら再び血液検査と言われたので、しばらくは投薬しながら様子見です。

今日は私が帰宅すると、いつものように「お尻トントンしてー」と寄ってきて、トントンしてあげたら目をつむって気持ち良さそうにしていました。

ご飯もしっかり食べて、足取りもしっかりしていたので

とりあえずは落ち着いたようです。

 

いつもほどの元気はないものの、食欲が出たのはいいことだし、高いところにも登ったりしているので

 

先日の「床にぐったり」の状態は脱しました。

 

それでも、貧血はあるでしょうし、肝臓の異常な数値の原因もわからないので予断は許しません。

 

この子たちを保護したときから私は、

いつ何が起きてもおかしくない子達なのだ、という覚悟はしていたつもりでも

やっぱり、目の前でぐったりしている姿は胸が苦しくなるほどつらく、

まーちゃんたちがいた現場でいちばん最初に保護した「ハル」を思い出さずにはいられず、

生きた心地のしない数日を過ごしました。 

 

 

まーちゃんは、保護時の体重より2倍増えました。

目標にしていた四キロに近い体重まで増えたことは、喜ばしい限りで。

体力もついたし、なんとかこのまま乗り越えてくれたらと祈らずにはいられません。

 

 

あの時、保護に踏み切らず、あの現場にリリースしていたら

多分もう生きていなかった命。

泣く泣くリリースした23頭は、今、どうしているだろうか、

よく  考えます。

 

そんな現場は氷山の一角で

この国の、この町の、至るところにあって、

ネコに関わるそのニンゲンひとりの気持ちひとつで、命は左右されてしまう。

 

繁殖制限をしていたら、

近親交配を防いでいたら、

事故に遭わない配慮をしていたら、

弱っている個体はせめて家の中に入れていたら、

最低限の医療にかけていたら、

そうしたら、死なずに済んだたくさんの命がいたこと、

短命でなく天寿を全うできたたくさんの命がいたこと、

悔やまれます。

そこに関わるニンゲンの心ひとつです。 

 

私たちが「無責任な餌やり」と呼ぶのは、そうした配慮に欠けたニンゲンのことです。

 

日々、庭の敷地のあちこちで死んだネコの死体を片付けていた無表情のあのオトコは、

そのネコに、ひとつひとつ、感情があり、性格があり、向き合えば愛しくてたまらないかけがえのない命だったことを  知らないのでしょう。

そうしたニンゲンがたくさんいることもまた事実で

だからこそ、そんな不幸な命の連鎖を止めるためにも、不妊手術という繁殖制限は、必要不可欠だと

私は思うのです。

 

 

まーちゃんは、保護されて医療にかけられるカードを引いたラッキーボーイ。

 

無念に死んでいった多くの仲間のためにも、がんばって命をつないでほしい。

 

あたたかく見守っていただけたら幸いです。

 






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Last updated  2016.07.25 23:39:11



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