花屋な日々

がっちゃん。
相変わらず空気砲飛ばして私を威嚇している。

このシトは…ひとの飼育下にあったはずなのだけれども
元気になってきたらどんどん威嚇が激しくなる。

威嚇は元気な証拠なのでよいけれど

とてもひとの飼育下にあったとは思えないほどの怯え方。

まぁよいよい、
余程嫌な思い出があるんだね、
大丈夫、怖くない、を
ゆっくり学んでいけばいいさ。

ネコジャラシで遊ぼうとしたら
あまりに怯えたのですぐやめた。
ネコジャラシではなく、動かす私の手を凝視して目を剥いている。

まぁよいよい、そのうち、いつか、仲良くなろうね。





まーちゃん。

今夜ご飯を食べられなければ明日も病院へ連れてくるように言われた。

今夜のまーちゃんは、いつもほどではないが少し元気になった。
お尻トントンを控えめに要求したので、トントンしてあげたらうれしそうに声にならない声を出して アーンって鳴いた。

ご飯は食べないので、ちゅーるを指からあげたらペロペロとすこしだけ舐めて、
いつもはお口をあーんして欲しがるシーバのカリカリをあげたら、やはりあーんとしたので一粒ずつ口の中に放り込んだ。
６粒食べて、もう要らないとそっぽを向いてしまった。

６粒……
食べたことになるのだろうか。
とても微妙な数だ。


食欲はいまひとつだが、普通に毛繕いをしたり、
昨日のように隅っこに隠れずみんなと一緒にいる。

へいちゃんとさんちゃんが仲良しで、バタバタと走り回っているが
まーちゃんはその様子を静かに見ている。
むーちゃんがおもちゃで遊んでいたら、まーちゃんもちょっとだけ参戦してきた。

少しだけど、回復傾向にあるようだ。

皮下補液と栄養剤でここまで元気になる。一体なんだろう？
明日からは頑張って、ステロイドのお薬を飲ませなくちゃね。うまく飲めるかな……




トイレ掃除をして一周すると、掃除したてのトイレにまた誰かのブツがあり「あぁぁぁ、、」と思う。

もう一周トイレ掃除から戻ると、今度は今日あげたネコ草がひっくり返されて床に泥が散乱していて「あぁぁぁ、、」と思う。

洗濯機を回していたことを思いだし、深夜なのに干さなければならず「あぁぁぁ、、」と思う。

キッチンに行くと自分の食べたあとの食器を片付けなければならず「あぁぁぁ、、」と思う。

まーちゃんの様子を見ていると、ドアの外で銀ちゃんが私を心配してずーっと鳴いていて「あぁぁぁ、、」と思う。

さぁお風呂に入ろうと思い下着を取りに行くとものすごく臭いブツがあり「あぁぁぁ、、」と思いまたトイレ掃除をする。

またそこから終わりのないトイレ掃除が始まったりする。

ジーナがおもちゃをくわえてきて私の目の前にポイっと落とす。
遊べということだが
キミタチが散らかした部屋を片付けて回っているので遊んでいる暇はないと説明する。

今夜は何度「あぁぁぁ、、」と膝から崩れ落ちただろうか。


大体いつも、夜はそんな感じ。

私の就寝目標は１時だが、たいていお風呂に入ったりなんだかんだとしていて２時はまわる。

12時に寝れたらサイコー。
願わくば11時が理想だがそれは絶対無理な話。
毎晩１時にはベッドに入れるようにと頑張るが
ほとんど２時に近い。


まぁよいよい、
ネコたちにとって、私と過ごす貴重な時間はとても短いのだ、少しくらいお付き合いしないと。




それにしてもまーちゃんのカリカリ６粒。

明日の朝も食べなかったらやはり病院へ連れていったほうがよいのだろうか。

６粒は微妙すぎるぞまーちゃん。。

明日はもっと食べてくれますように。

ぐんない。