花屋な日々

リビングに来たちび銀ちゃん。

部屋が散らかって見えるがたまたまちび銀ちゃんが散らかっているところにいるのだ。
と言い訳してみる。



ちび銀ちゃんがリビングに来るようになるまで１年かかった。

白ネコ部屋を解放すると、他のみなさんはわーっとリビングに来るのに、
ちび銀ちゃんだけはいつもひとり部屋に取り残され、大きな声で鳴いてみんなを呼び戻そうとしていた。


最近は、自分もわーっとリビングにやって来て、窓の外を楽しそうに眺めている。

だけど、私が立ち上がったり
ちょっと動くと、慌てて滑りながら白ネコ部屋に戻っていく。



それとは逆に、リビング組だったはずのがっちゃんが
今はもっぱら白ネコ部屋にいて、プルプルと鳴いてみんなを呼び戻そうとしている。

がっちゃん。。。

なかなか全体像も確認させてくれず、私から逃げ回っている。

ケージにいるときだけは触らせてもらえるのだけど
いか耳にしてシャーシャー怯える。
攻撃はしてこないけど、怯えかたが半端ない。

がっちゃんはメンタルが不安定すぎて、どう接すればよいのかよくわからないけれど、
ケージにいるときはなるべく嫌がられても触るように、
やさしくやさしく撫でている。
撫でるたびに体をピクピクと硬直させ
かわいそうだけど、
怖くないということを教えたい。
何度も
何度も
大丈夫だよって言いながら

今にも泣き出しそうながっちゃんの様子を見ながら
少しずつ
触れる箇所を増やせるように。

どんな目にあったら、こんな恐がりになるのだろう。
がっちゃんは、ニンゲンなんて大嫌いだ。


ニンゲンなんて大嫌いな子は今までたくさんいたし、
へいちゃんもロンタんもそうだったけど
今でもちび銀ちゃんや奏くんはそうだけれども

がっちゃんの怯えかたがあまりにもひどくて
とても、悲しくなるのだ。



たーちゃんのことは こんなに大好きなのになー。

ハゲて痛々しい姿になってから、がっちゃんは余計に怯え、私を怖がるようになった。

体が痒かったり痛かったりするのは私のせいだと思ったのかもしれない。

ハゲる前の安定していた時期よりも、今ではだいぶ痩せている。
ご飯は食べているんだけど、、、


がっちゃんの心の奥をのぞいてみたい。

不安があるなら取り除いてあげたいのだけれど、
私への嫌悪感だったら
そっと  見守っていくしかないのかも。

繊細な心の持ち主なので、がさつな私が嫌いなのかもしれない。
困ったね、がっちゃん。
仲良くなりたいのになぁ。



みんな 心があって
自己主張があって
自尊心もあって

ヒトほど複雑ではないけど
言葉をもたないからなかなか読み取れない部分もあって

私は今日もキミタチを見ながら悶々としますよ、えぇ。




  さてと、これから今度はくろちゃんとまーちゃんとむーちゃんのお尻をトントンしに行かなければ。