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花屋な日々

花屋な日々

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2019.05.21
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨夜からおそろしいほどの雨、土砂降り。


本日 いまだ来客数ゼロ。
この雨じゃ誰も出歩くのを躊躇してしまうよね~

仕入れに行ったとき通ったヤオコーの駐車場もガラガラ。
いつも満車状態なのに

当然うちのお店の隣りのスーパーはもっとガラガラ。。。

今日は、お店休みにすればよかったか と
母の日前から続く疲労回復のために英断すべきだった感満載、、、

しゃーない、なんかやるっぺ。

みなさん 待ちに待ったキュウリの苗が入りましたよ~
すんごい立派な上物ですよ~

って トホホ
車から降ろすこともできないほどの、雨。

まだ5月よ?
年々ひどくなる異常気象、人類はどこまで突き進むのかいな。
人類の生活スタイルを変えない限り
滅亡へのカウントダウンは近づいている・・・

って
まずは個人的にはプラスチックゴミ削減のために小さな努力をしているけれど

例えばペットボトルの飲料水を一日一人が1本買うのをやめれば、
その一日で日本だと約1億本は削減できるわけでしょ。
何気なく買ってしまう便利なペットボトル、
ちょっと意識するだけで 世界は劇的に変わるかも。

自分ひとりくらいが努力したって、と思っても
そのひとりひとりが集結して 今の現状があるわけだから。

なんてゆうことを ちょいと考えてしまう 昨今の異常気象、自然災害。

人類が汚した地球に住んでいるのは、人類だけではないからね、
やさしさは想像力と寛容性、
ひとりひとりのちょっとした心がけで きっとなにもかも劇的に変わる、はず、と信じて。









最近よく考える。
「保護ネコステータス」。




火事の起きた工場から保護した「すずちゃん」、
煤だらけだったから「すずちゃん」。
すずちゃんは、いずれ人慣れしたら里親募集をしようと思っているので「保護ネコ」です。

かわいいし、おとなしいし、ネコのみなさんのことは大好きだし、おもちゃでよく遊ぶし、ご飯もよく食べるし、いつもリラックスしていて昔からうちに居たみたいな顔して暮らしているんだけど

どうしても触らせてはくれない。
手を出すとバシっと叩き落とす。
ちゅーるを差し出しても バシッ!とやるから ちゅーるが辺りに飛び散ってしまう。

差し出したのが手じゃなくておもちゃなら、楽しそうに遊んでくれる。
だけど、手だと怒った顔して バシッ!っと本気で叩く。

それさえなくなれば 
健康だしかわいいし本当におとなしくていい子なので、里親募集をしたいのだが・・・

すずちゃんが出てくれないと、我が家はもうケージの空きがないし
乗車率120%の電車みたいな状態。

でもこの状態で譲渡したとしても、すずちゃんは間違いなく脱走するだろうし
ヒトって怖くないよ、ってことを教えてあげてからじゃないと、私が怖くて譲渡できない。

あともう少しだと思うんだけどな~

すずちゃん、って呼ぶと
ちゃんと自分が「すずちゃん」であることは認識している。

顔の柄は鉄仮面みたいだけど、よく見るとホントにかわいい顔してる。

まぁ私は かわいくないネコなど見たことがないが


里親募集する予定であるすずちゃんは、私にとって「保護ネコ」。





5年前保護して 重度の難治性口内炎と闘いながら
毎週の通院を余儀なくされている銀ちゃんは、「うちの子」。

銀ちゃんと私のキズナは人智を超えているのだ、、、

譲渡予定がない、死ぬまでずっと一緒だよと誓った 銀ちゃんは、完全なうちの子。





3年前保護した エイズと白血病のダブルキャリアの奏くんも「うちの子」。

当初は里親募集をしていたものの、
ダブルキャリアの子に手を挙げてくれる人はなかなかいない。
奏くんには左前足もなく、途中から欠損している。

私は奏くんのためにプチリフォームをして、奏くんのためだけの部屋を作った。
エイズはともかく、白血病は 濃厚接触したら感染のリスクがあるため、
他の子達との接触を避けるための対策。

奏くんは、自分だけの個室がたいそう気に入っているように見える。
リビングの一角なので、格子戸で仕切られていても、いつもみんなと一緒にいる感じはあって
孤独感はない。
格子戸の前を通る他の子によく話しかけている。
特に小梅ちゃんのことは好きみたい。

お互い 舐めあったり、同じベッドで眠ったり、という関係は作れないけれど
いつもヨダレで身の回りのものをベトベトにしてしまう奏くん、個室にしてホントよかった。

奏くんは、うちでのんびり気楽に暮らせばいいと思っている。
偏食だし、ヨダレがすごいし、一時期分離不安みたいに一晩中鳴きわめく時期がしばらくあったりして、
体調が悪いのか 気持ちが沈んでいるのか ただ眠いのか よくわからないことも多く
時々 不安に襲われる私だけれど
大好きなブラッシングをすればいつもゴキゲンに喉を鳴らして転がって喜んでくれて
トイレのあとはいつも大きな声で「出たよー!」と教えてくれて、
ご飯のあとも「食べたよー!」と教えてくれて、
一日のほとんどを寝て過ごしている奏くんだけど、
とても幸せそうなので、これでいいと思っている。

もしかしたら 短い生涯なのかもしれないけど、
今が 幸せなので、この子の運命を受け入れようと思っている。
そう、いまが幸せなら、いいよね、カナくん。
ということで、奏くんも完全な「うちの子」。



いまだに迷っているのが
私のことが好き過ぎて鬱陶しいを通り越した甘えん坊のやんちゃ坊主「葵くん」は

譲渡すべきかどうするべきか

譲渡したいが こんなに私の事が好きなのに?という思いや
譲渡したいが こんなオトコ誰が受け入れてくれるの?という思いや
それとも こんな多頭の環境ではなく 葵くんだけを愛してくれる家族が見つかれば
そのほうがはるかに幸せでは?という想いや

ただいずれにしても 葵くんに「迎えたい」という申し出はいまだ一件もないので
我が家にいるのだけど

葵くんに関してはヒジョーに微妙です。
ぜひ我が家に!という強いお申し出があれば、手放すのもお互いの為であることはわかっているのだが。


そしてまるちゃん。
まるちゃんもはじめから里親募集するつもりで保護したわけで
なかなか他のネコのみなさんと折り合いがつかなくて悩んでいたものの

そこはさすがネコ、自分たちでちゃんと折り合いをつけていってくれる。

体調の悪いさんちゃんと どうしても折り合いがつかない頃は、本当に私も焦ったけれど

今では まるちゃん、自分から手を出すこともなく、部屋の中で自分がいちばん新入りだという自覚の元、頑張ってなんとかやってくれている。
仲良しの子はいないので、ほとんどひとりで寝ているけれど
かといってケンカするわけでもなく、時折くろちゃんに怒られたら慌てて逃げたりしながら

私には撫でてほしくて撫でて欲しくて 気づくと静かにちんまり隣りに座っていたりする。

まるちゃんは、環境に慣れるのにとても時間がかかる子だ。
自分なりのこだわりやルールを作って、それに変化が起きると対応に苦慮する。

譲渡会に参加したこともあるけど、
そのストレスかはわからないけど 一時期斜頸が起きてしまって

やっと今の暮らしに慣れたのに、また環境が変わる事へ 私の不安がぬぐえない。



とはいえこちらも まるちゃんを迎えたい!というお声がかかるわけでもなく、
なんとなく1年以上が経過しているので

まるちゃんの性格を考えたら、このままうちの子でもいいかな、、と思ったり。


今 我が家でビミョーなところにいるのは
葵くんと、まるちゃんのお二人だけです。


なので、それ以外の子達はみんな、私にとって
保護ネコではなく、うちの子。






さて。
「保護ネコステータス」。

最近よく耳にする「うちは保護ネコ飼ってます~」という言葉。

なにそれ?と私は思う。



保護ネコという存在が世間に知られてきて、
殺処分問題とか、愛護団体の活躍とか、ペットショップの闇とか、

色々なことがメディアでも取り上げられるようになり、

「ペットショップなんかで犬やネコを買ってはいけない!それは悪だ!」という流れ。

んー、、、別にペットショップで買うのが「悪」なのではなく、
最後の看取りまで覚悟をもって飼うことのできない人が「悪」だと私は思ってる。

もちろん、ペットショップの存在には反対です。
毎日毎日ペットショップで子犬や子猫が売られる一方で、
毎日毎日飼育放棄された犬やネコが殺処分されている現実がおかしいと思うからです。

そして、ペットショップには一年中子犬や子猫が並べられているのも変です。

動物の繁殖シーズンというのは決まっているはずなのに、なぜ一年中 いるの?と。

ペット産業の裏は 事実 ひどい。
それについては私もここに何度も書いているし、
そもそも命を店頭陳列販売することに 反対なので。


野菜や果物も本来は旬の時期があるのに、今では一年中手に入る。
だからトマトやきゅうりが夏野菜だと知らない人もいるかも。
一年中収獲できるようにするために、そこにはヒトの手が大きくかかわっているという事。

犬やネコも一緒で、本来は一年中発情して出産しているはずなどありえない。


ペットショップの存在には反対だし、ペットビジネスの闇が深いことも知っているし、
だから、犬やネコを家族に迎えようと思う時は、ぜひ「里親になる」という選択肢を入れて欲しいと切に願っているのも事実。

だけど最近、やけに、
「保護ネコ飼ってます」と「いい人アピール」をする人、多すぎません?

なんかねぇ、
私の偏見かもしれないけど、
「私は保護ネコを飼ってるやさしい人なんです~」という、どこか間違った感覚の人が
とても多く感じるんですよ。

それは「保護ネコではなく、飼い猫ですよね?」って思う。

そこには、なんていうのかなぁ、、
「ノラネコを飼ってやってるんだぞ」っていう
上から目線が垣間見えるんです。

「元々はノラネコだから~・・・」みたいな。

口にはしないけど、
飼ってやってるだけありがたく思え、とか
エサやってるだけありがたく思え、とか

なんか、そういうの、垣間見えちゃうんです。

まぁ、、、私の偏見かもしれないですけどね。

だから私、自分ちのネコのご飯を「エサ」とか言うヒト、ホント苦手です。

自分の子供に「エサやる」とは言わないもんね。




私は昔から ネコを「買う」ものと思ったことはなく、
どこかで拾ったり保護したり、というのが当たり前だったので、
わざわざ「保護ネコ」なんていう言葉はあまり使わないです。
道端で出会う運命でしかなかったから。


その、「保護ネコを飼うことがステータス」感覚の人が最近とても多くて

どこか恩着せがましくて

ホント、苦手です。


ネコは誇り高き生き物。
保護してやった、とか、
かわいそうだから飼ってやった、とか
そんなふうに思われることの方が かわいそう。
気高く生きてますよ、ネコは。



保護するのもヒトのエゴ。
だけど
その葛藤はいつも付いて回るけれど

いつも いつも 精いっぱいの最善を探してる。
それが 愛護活動 だと思うので

そこに、ヒトの体裁とか、見栄とか、プライドとか、ホントばかばかしい。

目の前の命を助けたいと思った人が行動する。
現実はとてもシンプルで
ばかばかしいニンゲンの都合など、関係ないのにね。。。

保護ネコステータス を振りかざす人が急増してる気がして
懸念してる最近です。。。


そしてしいて言えば 私は「愛護活動家」ではありません。
活動などしてません。
ボランティア団体にも属していません。
個人ボランティアと名乗るのもおこがましい「普通の人」です。

たまたま 私の助けを必要としていたネコがそこにいた、
ちょっと病院に連れて行けば、
ちょっと家の中に入れてあげれば、
ちょっとおいしいご飯をあげれば、
命が助かるのなら 助けたい、と思っただけの
普通の人です。

そんなシンプルな 「助けたい」と思う人が増えれば
世界は劇的に変わると思うのです。

101匹目のサルで世界が変わる 絵本のような。ね。





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Last updated  2019.05.21 15:12:51



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