4141730 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

花屋な日々

花屋な日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2020.09.26
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​​​​​​​​​お彼岸も終わりまったりの週末。

なんなのこの落差~ 毎度のことながらついていけない、、、



なんか お彼岸とかの超繁忙期って
頭の中のシナプス?回線がビビビビってショートしそうなくらい猛スピードでつながって
あれもこれもそっちもこっちも 同時に考えてちょっとハイになって
めまぐるしく働くのよ、脳みそが。

普段より数倍 思考が働くし、気づく。

なんだろなぁこれは。

自分が超人になった気分。。。

頭と同時に手も動くし口も動くし
一緒に仕事する人たちはきっと 迷惑だろうなー

早口で あれもこれもそれも!って指示するからみなさん右往左往。

やらねばならないことが同時多発するし
平行して片付けながらやらないと散らかる一方だし
いろいろ大変よね。

私が気を使うのは、仕入れた花や作った花を置かせてもらう場所を
お隣さんにお借りしているので
まずはそこでご迷惑をおかけしないこと、汚さないこと。
そして店舗の共有部分裏口は、他の店舗さんも通路として使うので道をふさがない事。

みんな作業に夢中になると、どうしてもそこ、自分本位で見失ってしまう。

迷惑をかけないように、散らかさないように、と
そこに神経使いながら とにかく大量の花を作って運んで作って運んで・・・
自分のとこだけじゃなく まわりの状況も考えながら作業するのは神経を使うもの。

道路や駐車場に葉っぱを散らかしても気づかないスタッフも多い中、
そこに気付いて率先して掃除してくれる年季の入った臨時スタッフは
だからとてもありがたいのだ。

モノ日のときは大抵ヘルプに来てくれる 長い付き合いのS子さん。
時間にはルーズだし 来るか来ないかあてにならないときも多いのだけど、
来ればきっちりやってくれる。とても頼りになる。
だから私としても極力来てほしいけど、なにぶんホントにあてにならないので
私は彼女を「きまぐれな妖精」と呼んでいる。
期待したらがっかりするし、時には頭にも来るし、
来てくれたら超ラッキー!くらいに思っていないとストレスになるから、
最初から「気まぐれな妖精」だと思っていれば腹も立たない。
ここに行きつくまでには数々の葛藤があったけれど、
彼女は「気まぐれな妖精」という表現がいちばん合っている。
私がそう思うようになってから、いい関係が築けている気がする。

相手を変えることは出来ないから、自分が変わるしかない、と実感した人物でもある。

S子さんは 平気でバックれる。寝坊だったり野暮用だったり理由は色々だが、とにかく約束を守らずバックれる。
そうするとこちらは「あぁまたかぁ、やはり来ないかぁ」とあきらめるが、
そのことも忘れて忙しさの中バタバタしていると
ふいに差し入れを持って現れたりする。
それが忙しさのピークで誰か助けてーと思っている時だったりすると
逆に「うわー!来てくれたんだー!後光が射して見えるー!!」となぜか感謝に代わってしまうもの。

そんなおかしな関係もかれこれ10年以上だなぁ。不思議だ。。。


そういうおかしな人々に支えられながら
なんとか日々を乗り切り綱渡りをしているのらねこ花屋です。


今回は徹夜作業などあったのだけど、
徹夜をすると時間の感覚を取り戻すのが難しいお年頃。

翌日売る花がなくなってしまい、深夜というか夜明け前というか
そんな時間に市場に行って花を仕入れてきて、開店時間前に花を作りこんで店頭に並べる。
24時間ぶっ通しの過酷労働、これっていつまでできるのかしらね、、、と思いつつ
売れる時に売っておかないと
やるときはやらないと
働けるときは働いておかないと
まだまだ 隠居するには早いしね、
昭和の私は基本 「働かざる者食うべからず」精神が根強くあるので
やるときはやる主義で。


そうはいっても家に帰れば
あまりかまってあげる時間が作れない私へのあてつけのような
にゃんずらからの猛抗議行動の被害にあう。。。

ほんとひどいよ、、、寝ようと思ったらベッドにげろ吐かれたり、枕にオシッコかけられたり、
枕も布団もないベッドで寝てましたからね、、、
トイレの砂は掃除しても掃除しても次の瞬間には床に砂散らかされて、
軟便気味の子が床にうんちなすりつけたり、
自宅に帰れば掃除との戦い。
店にいれば花との格闘。
寝る時間を捻出する難しさと直面してました、ずっと。



ヘロヘロに疲れはてたのに、終わってしまえばあっけなく。

昨日 今日の暇さを考えたら
あのお彼岸はなんだったの~夢でも見てたのかしら~って感じ。


しかし体の疲労感は紛れもなく残っているわけで




たまにはね、自分をねぎらおう。



ってことで








​お店の近くにあるイタリアンレストラン、「グーフォ」さんへ。​



何を食べても美味しいグーフォさんの美しいお料理たち。




お近くにお住いの方にはぜひぜひオススメです。



白身魚のアクアパッツァ。





たまにしかお目にかかれない極上生牡蠣。

これはね、美味し過ぎておかわりした♪





デザートのクリームブリュレ。


他にも色々食べたけど 写真撮り忘れた。。。


私の大好きなバーニャカウダも絶品。
ピザもパスタもめちゃうまい。

グーフォさんのお料理、どれもとにかく美しくて。

ホールの女性も仲良くさせていただいてるけど、とてもいい感じの美人さんで。

コロナで一時期お店を閉めていて、再開した時は嬉しくて花束をもってお食事に行きました。

応援したいお店。

最近は新規のお客さんも増えてきたそうで、本当によかったです。

お金があるわけでもないけど
せっかく使うなら お金はそういうところに使おうと思ってる。
私も満足、お店も儲かる、そんなふうにしていけたら理想的。





この週末は雨ばかりで 肌寒くて

秋ってなんとなく物悲しい季節。

急に寒くなってしまったし。



ところで店の裏で大事に育てているレモンの木を食い尽くそうとしているアゲハの幼虫。
1匹かと思ったら4匹もいて。。。

こ、これは・・・レモンの木が枯渇する、、、全然足りない・・・

と焦った私は
確か柑橘系の木を持っていたと思われるお客さんに電話して、
枝を分けてくれーと頼み込んだ。

で、先程 お客さんの庭に入らせてもらってバチバチ枝ごと切らせてもらって

それをオアシスにぶっ挿して ほぼ幹だけになてしまったレモンの木の横に置いた。。。

どうかな、これでしばらく足りるかな。。


飼育しようかと育て方も調べたけど、
とりあえずはこれでしのいでもらって、どうにも不安なら飼育箱に移して飼うしかないかなと。

幼虫がさなぎになり、それがあの美しいアゲハ蝶になる様は
神秘としか言いようがないけれど
極力ヒトの手の中じゃなく、自然に近い状態で育ってほしい。


それにしてもアゲハのかぁさんよ、
なぜこんな小さなレモンの木にたまごをたくさん産んでしまったんだい。
お宅の子達は食欲旺盛で、こんな小さな木では養いきれないのだよ。。。

今後当分私は また柑橘系の枝を調達してこなければならない。。。

やれやれ、、、やれやれだわよまったく、、、、
​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.09.26 16:42:22



© Rakuten Group, Inc.
X