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がっちゃんのことが心配なのもあり、自宅のネコ部屋にカメラをつけた。
カメラをつけるにあたり、インターネット環境になかった自宅にwifiも引いた。 それ以前にちょっと事件があり、店にも防犯カメラを二台取り付けていた。 で、自宅にも同じのを一台。 がっちゃんがいるしろねこ部屋だけカメラをつけたのだけど、人間てのは欲が出るもんで 更にのらねこ部屋にもカメラをつけた。そちらはもっと小型のもの。 最近やたらカメラづいてしまった。おかけでスマホには今 計四台のカメラのアプリが。 そのうち自宅のリビングと寝室にもつけそうな勢いだ私は。 私がいない間、ネコたちはどうしているのか観察するのが日課になった。 がっちゃんは人間が嫌いだから、私が部屋にいるときは基本ケージの上に登って身を潜めていたり、隠れていたりする。 カメラをつけたことで、日常の様子が見られて 意外なことを発見した。 がっちゃんは、以前たーちゃんに依存していたが、最近はもっぱらしろちゃんにやたら甘えている。 しろちゃんにおでこを擦り付けたり、しろちゃんの行動を真似したり、やたらべたべた付きまとっている。 前はそれをたーちゃんにしていて、怒られて無視されて、その時がっちゃんは精神が壊れて体中の毛が抜けてしまったことがある。 たーちゃんに怒られて無視されたのが余程ショックだったんだろう。 最近は、寛大なしろちゃんに付きまとっているので、怒られたりすることはないけれど それでもカメラ越しに見ている限り しろちゃんは迷惑そうだ。何気にがっちゃんから逃げている。 がっちゃんは本当は、とても甘えたい子なんだ、、という新たな発見。 私には甘えてくれないけど、 私が知るがっちゃんは、常にしろちゃんかたーちゃんのうしろ隠れて怯えている。 カメラ越しに見るがっちゃんは、のびのびとしていて しろちゃんを追いかけて楽しそう。 ちゅーるにステロイドを混ぜて投薬してから、元気を取り戻したがっちゃん。 しかし先日の「FIP抗体検査」の結果では、FIPの可能性も捨てきれない数値だった。。。 右目は、FIPの症状の一部である「ぶどう膜炎」が、はっきり出ている。 確定できるほど高い数値ではないけど、 そうではないと言い切れるほど低い数値でもない。 脳腫瘍の可能性も捨てきれない。 結局のところ、「わからない」。 FIPは、致死率100%の恐ろしい病。 脳腫瘍だとしても、治療は限られていてがっちゃんには無理。 獣医師は、今後はFIPも視野に入れていかなければならないと言った。 複雑な想いはイロイロあるけれど 今後、がっちゃんが痙攣を起こしたりする可能性は極めて高いそうだ。 カメラをつけて、それで様子をみることはできるけれど、見ているからといって急変が防げるわけでもない。 ただ、私の安心感、自己満足。 もちろん一日中カメラ映像を見ているわけにもいかないから 「だからなに」という感じもなきにしもあらず、 単なるホント、自己満足だけど。 でも、私が知らないがっちゃんの姿を見ることができて、なんだかとても、ほっとした。 虐待されて、捨てられて、餓死寸前まで飢えて、ようやく私と出会ったものの、がっちゃんはもう、人間なんて絶対信じられなくて、 このまま病気で死んでしまったら、がっちゃんの生涯は何だったの、と思ってしまう。 でも、こうして映像を見ている限り、がっちゃんは幸せそうだし、楽しそうだ。 よかった。 よかった。 本当によかった。 今は それだけかな。 試練は続くけれども がっちゃんの幸せだけが 願い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.07 22:37:56
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