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花屋な日々

花屋な日々

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2023.02.06
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​小春日和のような本日

なのに人通りまばらなのらねこ花屋周辺。

本日も撃沈なり。


花ばっかり高くて売れないとゆう なんとゆう・・・
焦燥感に見舞われているのらねこ087です。


​いつも一緒、べったりなひとたち。
サムとなっちゃん。
本当の親子のような絆。






​さて まーちゃん。

顔は険しいものの 自力でご飯食べてるえらい子。​




​ガリガリだけどね。。。
でも
一時期よりはだいぶ危険な感じを脱して
絶叫もなくなったし、狂ったように水を欲しないし、
穏やかに過ごせている。




​まーちゃんはもともと体が小さいから
やはり、小柄な子はなにかと不安がつきまとう。
現在2.5キロ。
でもね、しんどい感じはかなり軽減したようなので
少しだけ 安心だ。
毎日の皮下補液は欠かさずに。

ちなみにむーちゃんも同じく毎日皮下補液。

腎不全の子って、皮膚がだるんだるんして、見るからに水分が足りてない感じがして、
背中の皮膚をつまむと皮が余ってて

そこに 皮下補液して水分を入れてあげると
見違えるほど毛並みがふこふこになるよね、一瞬だけでも。

むーちゃんもまーちゃんも、今は1日80㏄を目安に輸液している。

あまり入れても心臓に負担がかかるし、
適量が多分80ccくらいかな。
100入れるとちょっと入れすぎな感じ、体も重たそうになってしまう。

朝、皮下補液して、背中や足に水分がだぶついていても、
夜には全部オシッコで出てすっきりしている。

腎不全は、腎臓のろ過機能がバカになっているから
ほっとくと尿毒症を起こす。

オシッコが黄色いのは正常。
腎不全だとオシッコの色はほぼ無色透明だ。

むーちゃんもまーちゃんも、無色透明のオシッコをたくさん出して、
少しでも腎臓の負担が軽くなるように。

病院によっては、ネコにも透析ができるらしいけど、
そこまでのストレスや不安を与えてまでする必要があるのか、といえば
私はそれを選択しない。

今この瞬間の時間が 穏やかで 満たされていれば
過度な医療はどうかとも思う。
治るならするかもしれないし、
治らなくても劇的に回復して、ネコがそれを苦痛に感じないならいいけど、
透析は、ヒトでも大変だと聞く。
ネコには現実的ではないと 思う。

ぼちぼち頑張りましょう。
毎日おいしいご飯を食べて、いっぱい寝て、穏やかにひなたぼっこできて、
幸せそうにゴロゴロ甘えてくれるなら
もうそれで よしとする。
嫌がることは できるなら 極力したくない。
皮下補液が限界。
その短い時間でさえ、まーちゃんもむーちゃんも恐怖でいっぱいだ。

しあわせな時間が少しでも長く。
それくらいしか 私にはしてあげられない。






ピャー子ちゃんがかなりぽっちゃりしてきた件。​




​多分、まだ2~3歳の若いピャー子ちゃんは
おもちゃで遊ぶのが大好き。

ほんとすごく遊ぶんだよね。
まーちゃんがホットカーペットの上でじっと座っているところへ
ピャー子がおもちゃを追いかけてスライディングしてまーちゃんがひっくり返ると
私がびっくりしてしまう。

今まではモールちゃんがいちばん激しく遊んでいたけど

最近は「ハッスル」のお株はピャー子に取られた感満載。​




​よく遊ぶけど、まだまったく触らせてはくれないピャー子ちゃん。

気に入らないご飯だとお皿ひっくり返すよ。
ちゃぶ台返しか。

彼女はとにかく かつお系のご飯に目がない。
カリカリはいまいちみたい。

はじめ、あんなに攻撃的で威嚇の激しかったピャー子だけど

いまでは威嚇も攻撃もなくなった。

ただ、触ることは許されないので
まだまだ時間はかかりそうだ。






これはあくまでも私の個人的な考えだけど

一度ヒトに裏切られた子は
私はもう手放さない。できる限り。

生粋ののらちゃんと、一度はヒトに飼われた子では

なんてゆうか、決定的な違いがあることを痛感しているから。​

​2度は裏切りたくないから。

いやもちろん、ネコがどう思ってるかはわからないけどさ、
そりゃあ 保護したら譲渡につなげないと 話にならないんだけどさ、


うちにいる モールちゃんにしろ、まるちゃんにしろ、タラちゃんにしろ、
サムにしろ、
ヒトの勝手な都合で 可愛がられて裏切られた子たちは
何かしら 心に深い傷を持っているように思えてならなくて。

子猫の時からうちにいた子、
のらちゃんを保護した子、
見捨てられてしまった子。

いちばんすんなり暮らしやすいのは実は
「のらちゃんを保護した子」だったりする。

(あくまで私の経験上ね)

子猫のときからうちにいた子たちは、もちろん可愛いし、信頼関係もあるし、
ただ
そこに新しいネコが来たときのストレスからの反発がハンパない。


それに比べて のらちゃんだった子たちは、
後から来たという自覚があるかのように
反発もなく、過度なストレスもなく、はじめは攻撃的であっても
私を困らせるような問題行動はしない。

捨てられて傷ついてうちに来た子たちは、
はじめから馴れてるし触れるしすぐに仲良くなれるんだけど、
独占欲が強すぎて 彼ら自身の精神状態がものすごく不安定になる。

多頭だから、なのは前提としてね。

分離不安、問題行動となるのはみんな、
もとからいた子たちか、捨てられて傷ついて来た子たち。

嫉妬心からのケンカや
さみしさからの精神不安定になると、
手が二本しかない私としては、夜な夜な 誰を撫でるかで
すぐに事件が起きる環境はあまりにも悲しくなる。
ホント、悲しくなる。

問題を起こすのはいつだって、
タラちゃんかまるちゃんだし

精神状態が不安定になってしまうのは
もとからいた子たち。

もともとののらちゃん組は 至って平和に 寛容に過ごしている。

サムも、かなり傷ついて ひどい目にあって うちに来たから
つい最近までずっと 「分離不安」で問題行動が続いていたけど

なっちゃんから頼られ信頼され慕われるようになってからは
問題行動も精神不安もなくなった。
なっちゃんとサムはいつも一緒。まるで親子。

ネコにも心があるから
傷ついた子には 心の支えが必要なんだと改めて気づいたなっちゃんの存在。


心がある。
当たり前のことなのに、
それを単なる「問題行動」で済ませていてはいけないなと。

一度、ヒトにひどく裏切られた子たちの心の傷は深い。

だから私は、2度目は裏切らないと決めている。

「ここが君の家だ、終の棲家だ、安心して暮らしたまえ」って
毎日毎日 そう言ってあげることで
彼らの心の傷は 少しずつ 癒えていくんじゃないかなって、勝手に思ってる。


そそそ、だから、私、譲渡できないんだよ。
保護譲渡なんて活動は まったくもって向いてない。


今日もお疲れちゃん。





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Last updated  2023.02.06 19:15:19



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