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今、毎日この本の最後の修正を編集長と一緒にしているところですが、自分自身が義両親の介護をした時のとしになってしまった今読んでも、自分でいうのはなんですが、ハラハラ、どきどき、する経験がいっぱい詰まっていて、今よんでも面白いです。って、自分の体験談ですけどね。 自分でも、よくやったなあ、と思うくらい本当に次々と色んな問題がおきました。とくに義母がアルツで健康体、義父が脳溢血、二人の間で、内科、外科、精神科、専門家、眼科、歯科、皮膚科などつれていかなければならず、10日に一度は、どちらかをどこかの医者につれていったのです。 下に、歯医者に行ったときの話の一部を載せますね。 ******** この頃になると母は歯を磨くのもやめてしまったので、その口臭はだんだんひどくなる一方であった。ヘルパーが歯ブラシにペーストをつけて「磨きなさい」と言うと、母は食べてしまうし、せめてウガイをさせようとミントの液を手渡しても、ウガイをすることが出来ずに飲んでしまった。仕方が無いから、ハイジニストに歯の掃除をしてもらおうと歯医者に連れて行ったのだが、それも失敗に終わった。 母は、もう幼児に戻ってしまって、左右を見てちっともじっとしていないし、電気やハイジニストの眼鏡をさわりたがったり、口に入った器具は噛み付き、痛ければハイジニストの手を押しのけるというあんばいで、 「お気の毒ですが、私には手がつけられません」と断られてしまい、母にとってそれが歯医者に行く最後となってしまった。 口臭はますますひどくなっていったが、誰も手のほどこしようがなかったし、母は痛いと訴えることも出来なかったから、誰も分からなかった。 ************* 本の発送は来年1月の予定です。(予定価格1冊$20) 発売予約受付は、 8pkaigo@gmail.com へご注文ください。 又、このメルアドは、編集長と私の直通です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.19 08:08:06
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