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カテゴリ:ひとりごと
今年は、3月が寒かったせいか、桜の開花が例年よりずいぶん遅かったように思いますが、 ちらほら咲き始めたなあと思っていたら、急にいっせいに満開になり、 あっというまに散りはじめ、今はさくらふぶきになって舞っています 花のいのちは、ほんとうに、短いですねえ。。。
桜は、咲き始めやひとつひとつは、可憐な小さな花なのですが、 満開になると、たくさんの花がぎっしりと折り重なって、 数日間はまさに豪華絢爛。
下の写真は八間堀川の桜並木です。 だいぶ散ってしまいました。 良寛の句が聴こえてきそうですね。
散る桜 残る桜も 散る桜
今年も生きて さくらを見ています
ではじまる、茨木のり子の「さくら」という詩のなかにこんな一節があります。
さくらふぶきの下をふららと歩けば 一瞬 名僧のごとくにわかるのです 死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と
死と隣りあわせにある生 を想うと、 この詩の言葉が、しみじみ心にしみてきます。
なんだかさみしくてたまらなくなってきましたねえ。。。
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Last updated
2011年04月13日 22時00分58秒
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