ホテル物語

まだこころの準備ができていないのに、突然の春到来。

予期せぬ桜の開花に、

嬉しいやら戸惑うやら。。。

新聞によると、桜の開花がいつになく早いのは、冬がきっちり寒く、春がしっかり暖かいため

だとか。気温のめりはりが桜を揺り起こすのだそうです。

それにしても、ち～と早過ぎ。

東京はもうとっくに満開。　このあたりでも満開になりました。　まだ３月だというのに。

というわけで、今年もお花見に行ってきました

毎年この時季に行っている福岡堰です。

ここは、川がすぐそばなので、例年市内の桜より少し遅れて咲くのですが、

今年は、もうほぼ満開です。

満開の桜の木の下で、

しみじみ思いました。

今年も元気でお花見ができてよかったね。

そういえば、

先日、いつもお世話になっているYさんがいらして、

ぶつぶつと何やらつぶやいていました。

最近「死ぬ」ってことをよく考えるんですよ～

50代や60代で亡くなる人のニュースを見たり聞いたりすると、人生あっという間なんだなあ・・・

自分が死ぬときになったら、きっといくつになっても、

「ちょっと待って！　もう？　早過ぎるよ～」

って思うんだろうなあ。

これから先何年生きるかわからないけど、仮に10年だとすると、一年が過ぎると、もう10

パーセント終わっちゃうわけで、あっという間ですよ～

って。。。

Yさんは、まだ40代前半。

よちよち歩きの可愛いお子さんがいらっしゃいます。

な～に言ってんだか。

まだまだ若いのに・・・

じゃあなに？

Yさんよりず～っと年上の私たちは、どうすんの～？

焦るじゃないの～

「もう？　こんなに早く？」

と、戸惑いうろたえる自分を想像します。

いったい私は何をしてきたんだろう？

過ぎてしまった自分の時間を、

そして仕事に追われ猛スピードで流れていく日々の時間を想います。

長い短いは人それぞれですが、人はみな余命宣告されているようなもの。

そんなに長くはない人生。

ほんとうに、うかうかしてはいられませんねえ。