式が終わってホテルへ。
ヒールの高い靴を脱いで、
お腹を締め付けていたドレス用の下着をはずして、
アップした髪をほどいて、ほっとひと息。

ホテルへ戻ったのは14時くらいだったと思います。
当初は彼の希望で式の後
ルーヴル美術館を観光しようと言っていたのですが、
ふたりともぐったりして、昼寝をしてしまいました。

起きるともう夕方で、日本から予約していたセーヌ川ディナークルーズへ行く時間です。
日本人のガイドつきで、バスに乗って移動しました。


エッフェル塔が見えてきて、後少しで到着というところで、
道路が通行止めになってしまい、しばら～くバスは止まってました。
写真の下のほうに、車がひしめいているのが写っています。
全然車が動かないので、車を降りて様子をうかがう運転手さんもいました。

しばらくするとパトカーの集団に囲まれた車が通過していき、
その後通れるようになりましたが、何だったんでしょう？
誰か護衛をつけなきゃならないほどの、すごい人だったのでしょうか？

到着後船内のテーブルにつき、しばらく食事を楽しんでから船が出ます。
結婚式後の夕食ということで、彼はスーツ姿、私も多少おしゃれをして行きました。
日本人グループは「旅行中」のカジュアルな服装の人が多く、
バスの中では私たちが浮きましたが、船の中では正装が多くて
カジュアルな装いは浮いていました。

船内では生演奏があり、よく知った曲が流れていました。
バイオリン弾きや歌の人は各テーブルの間を通って、近くで演奏を聞かせてくれました。
一緒の船に乗り合わせたイタリア人たちは、
陽気に声を合わせて歌っていました。

セーヌ側から見るパリの風景もよかったです。
彼は初めてのフランス訪問なのに、訪れたのはベルサイユと新凱旋門とシャンティイ城･･･。
パリの名所を全く訪れてないのです。
でも船からライトアップされたエッフェル塔、オルセー美術館、ノートルダム、自由の女神･･･を見ることができました。

二人ともあまり食に対する執着がないので、
フランスにきて初のフルコース。
お腹いっぱい、満足です。

　ディナークルーズ　２人分　288ユーロ（約41,000円）
　（1ユーロ＝現金約147円、カード約142円でした。）


帰りはバスでホテルまで送ってくれるということで、ガイドさんと合流しました。
花を持って近づいてくる人がいましたが、花を受け取るとお金を請求されると
あらかじめガイドさんから聞いていたので、受け取りませんでした。

帰りのバスはお客さんのホテルを順番に回りますが、
私たちが泊まっていたスクリーブが一番最後になってしまいました。
バスの空調のせいか彼は寒い寒いと言ってます。
北国育ちの私は平気だったので、私のストールなどを彼に巻いてあげました。

以前パリにきてバレエを観た後のことですが、
タクシーのりばで待っていて、ようやく順番がきて乗りにいくと、
脇から来た人に先を越されてしまいました。
戻って次にきたタクシーに乗ろうとしたら、
今度は並んでいた人に文句を言われてしまいました。
理由を説明する十分な語学力もないし。。。
そんな中、待っているバスに乗り込んでいくツアー参加者を横目で見て、
この次は夜のアミューズメントは送迎付きのツアーにしようと思ったのでした。

でも、ツアーはこんな風に乗客のホテルをめぐるので、
順番が後のほうになると、結構遅くまでバスに揺られることになるのですね。。。
ついたら12時を過ぎていました。

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