まだ観ていない人にはネタバレになってしまうかもしれません。ご注意ください。
前々から気になっていたこの映画をやっと先日、映画館で観て来ました。なんとも幸せな映画。ノリは『君さえいれば(金枝玉葉)』みたいな感じかな。観ている最中も、観終わってからも、ぽわ~っと楽しい気分になりました。出演俳優たちも素敵でした。ダンカン・チョウはプレイボーイ的笑顔がかっこよく、ティエンに見せる遠慮がちな笑顔もかっこよく、後悔の表情もかっこよく、『セブン・ソード』を観なかったのが悔やまれる。トニー・ヤンはすごくかっこよい人なのに、台北に出てきた当初のあのダサさが上手い。エンドロールの試着シーンでは、本領発揮という感じがしました。また、ロケ地も選び抜かれていて、台湾って面白そうだな、行ってみたいなと思いました。
難を言えば、バイがなぜ数多の男性の中でティエンにだけこんなに惹かれ執着したのか、理由っぽい理由が知りたい。でもそこは見当をつけさせるにとどめて、あとは想像におまかせ、ということなのかもしれないです。もう一つ、バイの秘密というのが(私の感覚からすると)秘密にするほどの秘密なのだろうか?と思ってしまう内容でした。でもこれも、日本よりも台湾の方が占いとかが重みを持っているからなのかもしれないです。
でも、とても好きな映画です。93分なんて短い、もっと観たいと思いました。パンフレットを見ていて気付いたのですが、ティエンは台北に来てから髪型を今っぽくして(ユーがカットしたのか?)、なかなか頑張ってアピールしていたんですね。そのうちVCDを買って、もっとじっくり、細部まで鑑賞したいです。
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Last updated
2006.01.23 10:56:59
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