光明遍照 -53-
このブログでの6作目の連載も、ようやく終了しました。お読みいただいた皆様、本当にありがとうございます! 今回は久々の短編だというのに、連載中は私生活で何かと忙しくて長期の休載もあり、思ったより連載が長くかかってしまいました。ほぼ毎日連載をうたいながら…ごめんなさい。 さて、この作品は2004年のオール読物新人賞への投稿用に書いたものです。今からもう4年以上も前のことなんですね~。(しみじみ) この頃は短編での応募のできる賞が他にもいろいろあったんですが、最近ではみんな長編に移行して、私が昔から応募していた賞のうち今でも短編で受け付けてくれるところはこのオール読物だけになってしまいました。(こちらも、推理小説の賞と合併して以前とは変わってますが) 長編を書くのは好きですが、どうしても物理的に書く時間が長くかかってしまうので、そうすると一年に応募できる賞が少なくなってしまいます。それに、最近では私生活でもいろいろ忙しくて、執筆時間がなかなか取れず。。。1年に長編1&短編1がやっとになってきました。 それで、ここ数年はこのオール読物と小説すばるの新人賞への投稿が主になってきています。というのも、自分自身の作品評価の優劣にかかわらず、この2つの出版社への投稿作品は比較的結果が良いんですよ。この「光明遍照」も第一次選考は通過できましたし、去年書いた小説すばるへの投稿作品は初めて第二次選考まで通過することができました。やはり、自分に合った出版社というのがあるんでしょうか?(←ぜんぜん違うカラーの出版社のような気もするけど…)とにかく、文芸春秋と集英社の皆様、本当にありがとうございます♪<次回からの連載のお知らせ> タイトルは「山吹の井戸」。美しくて有能だけれど孤独な姉と、自由奔放な恋に生きる妹……全く異なる個性を持つ2人の姉妹の確執を描きます。 私自身には同性の姉妹はいませんが、昔から「女同士の関係って、姉妹であっても(だからこそ?)結構難しいものなのかも」と何となく思っていました。そこからいろいろと想像して書いた作品です。今回も80枚程度の短編。気軽に読めると思いますので、どうぞお付き合いくださいませ~♪↑よろしかったら、ぽちっとお願いしますm(__)m