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上田岳弘『ニムロッド』文庫に
上田岳弘(うえだ・たけひろ)の芥川賞受賞作『ニムロッド』が講談社文庫になりました。私は単行本で読んでいますが、これを機会に再読してみることにしました。仮想通貨を題材にした本書は、私にはなじめないものでした。ところが芥川賞の選考委員は、驚くほどの高評価をしていました。私は『私の恋人』(新潮文庫)を高く評価していましたので、『ニムロッド』での違和感をずっと気にしていました。もう一度チャレンジしてみます。■上田岳弘の活躍ぶりは目を見張るものがあります。しばらくは伴走することになるでしょう。上田岳弘の文学賞受賞履歴を紹介しておきます。以下、ウィキペディアより。 2013年、「太陽」で第45回新潮新人賞受賞。 2014年、「太陽」で第27回三島由紀夫賞候補。 2015年、「惑星」で第152回芥川龍之介賞候補。 2015年、「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞受賞 2016年、「異郷の友人」で第154回芥川龍之介賞候補。 2016年、 Granta Best of Young Japanese Novelists 2016。 2016年、『異郷の友人』で第38回野間文芸新人賞候補。 2017年、『塔と重力』で第39回野間文芸新人賞候補。 2018年、『塔と重力』で第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞(平成29年度)受賞[ 2019年、「ニムロッド」で第160回芥川龍之介賞受賞。 山本藤光2021.02.21 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月21日 04時01分36秒
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