カテゴリ:ひびひづき
ろーじ
通りにひと一人分ぐらいの入口、だったり、リヤカーが入れるぐらい、だったり、ちゃんと格子の引き戸が付いていたり 表の家と家の間の軒下を通って奥に入ってゆく 昔々、おじいちゃんの彼女が住んでいた路地 協同トイレも井戸もまだ役割を果たしていた 玄関のたたきの奥のちいさな水屋、カッコイイナーと。覚えてる 着物を縫う道具がひと揃え、畳の上にあった すこし昔、ヤカンを作る職人さん、路地の奥の仕事場のコンロで銅板をさらに赤く熱してた 銅をあつかう職人は命が短いと言われる。その職人さんも50半ばで亡くなった コーヒーを淹れる職人さんに人気のあった美しい鶴口のポットがそれ以来作られなくなってしまった・・・ 大路から裏通り、毛細血管の先っぽが、ロージ コンパクトな住まいに続く路地のアイキャッチャー、小さな鳥居のその奥で そろそろ晩ご飯の仕度がはじまっている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2008 12:03:54 PM
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