京都情景　graphis kyoto

降る雨に植物たちがグイグイと成長してゆくのが感じられる京都岡崎です。
ギャラリーモーニングより展覧会のご案内です。





"PLACE" Exhibition　「そこにいる その場所で・・・」
2019.6.11(tue)-23(sun)　12時〜18時（月曜日休廊）

海老優子 EBI Yuko,
佐古 馨 SAKO kaoru,
中津川浩章 NAKATSUGAWA Hiroaki,
バーバラ・クロール Barbara Kroll,
福村真美 FUKUMURA Mami.


ある場をテーマにした展覧会です。

“あんな風な”作家の過去の作品を覚えていて、展示発案はそこを出発点にする。しかし、展覧会は新作で埋まる。
そこに有る時間は、過去のものとは異なる世界で。

面白く、興味深い出来事が、そこに新たに立ちあらわれる。

場、プレイス、ドイツ語だとPlatzieren。共有したはずの言葉はスタートラインに過ぎなくて。

海老優子は現実か非現実かの曖昧さの境界に誘う。
佐古馨の新作は、鉄と壁土とスクラップの立体作品として空気を押しのけている。
中津川浩章の衝動はブルーバイオレット色の線となり、現実の拘束を超えたところへ振れてゆく。
バーバラ・クロールの印象的な赤い線の作品は、SNSで出会い、遠くドイツからやって来た。
福村真美の水面はやがてアフターダークな時間がおとずれる風景が描かれる。

ギャラリーモーニングの時空に異次元の地平が混ざり合う。
それを繋ぎ見るのは、その場で呼吸するそこに有る鑑賞者でしかない。
その心象がどんな風に絡み合うのか。
見つめる人の同調率やギャップ感の振るえを感じるコトが “PLACE” での出来事だと。

「そこにいる, その場所で・・・」 何が起こるのか、おさまるのか。
そこにたどり着いた時、作家はすでにそこにはいない。

作家詳細はこちらから
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2019/05/place-exhibition-611-23.html

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海老優子　EBI Yuko

略歴
1973　 大阪生まれ
1996　 京都精華大学美術学部造形学科洋画卒業

個展
2002　個展（die galerie FoTo / 大阪）
2003　個展（ZIZZギャラリー / 大阪）
2005　個展（GALLERY wks./ 大阪）
2007　個展（GALLERY wks./ 大阪）
2008　個展（Book1st梅田3F　Living Cafe GALLERY　/ 大阪）
2010　個展（GALLERY wks. / 大阪)
2012　「鳥がないたら」（ギャラリーモーニング／京都)
2013　「鳥がないたら2」（ギャラリーモーニング／京都)
2014　「鳥がないたら3」 ギャラリーモーニング／京都
2015　2ｋｗギャラリー / 大阪 STREET GALLERY /神戸
2016 「夜の雲間」（ギャラリーモーニング／京都)
2018 「梅雨前のしごと・小品の庭」（ギャラリーモーニング／京都)

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2018/05/ebi-yuko-exhibition-522-63-2018.html

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佐古 馨　SAHO Kaoru

1958年、大阪生まれ。立体造形作家　
1982年、近畿大学農学部卒。
ナンバ・デザイン・スクール（グラフィック）を経て、大阪市立美術館研究所とアトリエ・オウトツにて、デッサンをはじめ油絵、版画等を学ぶ。　
１９９８年から１９９９年にかけて制作活動をニューヨークにて行う。　
収蔵作品にはクラコウ美術館に版画がある。現在、ニューヨーク・スカラプチャー・ギルド会員。


個展
1991　番画廊（大阪）以降 '92 '94 '95 '97 '98
1994　喜多ギャラリー（奈良）
1997　クルセ画廊（大阪）
1998　シティ・ギャラリー（大阪）　 アゴラギャラリー（N.Y.）
2000　New Century Gallery（N.Y.）
2001　上三条ギャラリー（奈良）
2002　ギャラリーH.O.T.（大阪）
2007　ギャラリーH.O.T.（大阪）
2011　ギャラリーH.O.T.（大阪）
2013　彫刻／ギャラリーH.O.T.（大阪）、勇斎（奈良）
2014　彫刻／ギャラリーH.O.T.（大阪）
2015　彫刻／ギャラリーH.O.T.（大阪）、ギャラリー猫亀屋（大阪）
2016　彫刻／ギャラリーH.O.T.（大阪）
2017　カホギャラリー、センサートギャラリー、ギャラリーHOT
2018　ギャラリーHOT 大阪
2019　水犀　東京、ギャラリー猫亀屋　大阪

主なコンクール・グループ展
1989　吉原次郎コンクール（大阪）
1991　二人展　喜多美術館（奈良）
1992　ABC & PI コンクール（大阪）　いま絵画は-OSAKA'92（大阪）
1994　クラコウ版画トリエンナーレ（ポーランド）
1997　クラコウ版画トリエンナーレ（ポーランド）
1999　モーション展　アゴラギャラリー（N.Y.）
2000　International Art Show セーラムギャラリー（N.Y.）
2001　ソウルピース　seoul war memorial museum（ソウル）
2003　アートがもたらすプラセボ効果　ギャラリーH.O.T.（大阪）
2007　アートがもたらすプラセボ効果　ギャラリーH.O.T.（大阪）
2011　ギャラリズム　現代美術センター（大阪）

http://www.sakokaoru.com

https://www.facebook.com/profile.php?id=100003851730509


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中津川浩章　 NAKATSUGAWA Hiroaki

美術家／アートディレクター（神奈川県）1958年静岡県生まれ。
活動・研究業績一覧

国内外で、個展やグループ展多数。
ブルーバイオレットの線描を主体とした大画面のドローイング・ペインティングと呼ばれるアクリル画を制作発表。代表作「クラトファニー(力の顕現)」「新世紀」「考古学」など。
必要最低限の技法で人間にとっての「記憶・痕跡・欠損」をテーマに制作。
アンカラ(トルコ)、静岡県立美術館、セミナー、フォーラム、筑波大学、特別支援学校などで、現代アートやアウトサイダーアートについてのレクチャー、ワークショップ。
震災後の神戸での展覧会がライブペインティングを始める契機となり、震災後のトルコや仙台でライブペインティングやワークショップを実施。
川口市の障害者施設「工房集」のアートディレクションや他のアーティストの展覧会企画。
バンタンデザイン研究所でアートを通したコミュニケーションスキル開発やデザイン教育に携わる。
ＮＰＯアール・ド・ヴィーヴル理事、アートディレクター。エイブルアートジャパン理事。
元和光大学非常勤講師。
秋葉原３３３１のスタジオにて主に精神障害を持つ人達のバリアフリーの制作サポート教室「エイブルアート芸大」を実施。
２００１　ワンダーアート選考委員、１９９５～エイブルアートアワード選考委員。
２００９年　川口市立アートギャラリーアトリアの企画で芝南小学校での授業と組み合わせた「アーティストインスクール」を実施。
２０１２，１３，１４年の埼玉県立美術館で実施される障害者アート企画展のキュレーション、ワークショップファシリテーターなど全体のアートディレクションを務める。
２０１４年　川崎市立岡本太郎美術館「岡本太郎とアールブリュット」展キュレーション。
２０１５年　東北障がい者アート公募展選考委員。
２０１６　年金沢２１世紀美術館ビッグアイプロジェクトアート展キュレーション予定
ＰＡＲＣ自由学校　にて美術史とＷＳを組み合わせた講座を実施中。
福祉とアート、教育とアート、障害とアートなど、具体的な社会とアートの関係性を問い直すことを継続中。

おもな個展
1992/93/94/95/96/98/2002/12/16 ギャラリィK　(東京)
1992/93/94/96/2008　 不二画廊　(大阪)
1997/98/2000/02/04/07/08/11 　ギャラリー地中海　(東京)
1996/96/2011/13/14 　ギャラリー２００１　(兵庫)
1995　 アールギャラリー(福井)
1996/98/2001　 ぎゃるり・うー　(大阪)
1997/2000　 プラザギャラリー　(東京)　　
1998　 新井旅館　(静岡)
1998/０４　 ＺＡギャラリー有明　(東京)
1999/2000　 ギャラリー人　(東京)
2000　 ギャラリー日鉱　(東京)　　
2002/０４　 フジカワ画廊/NXET （東京）
2002/０７　 マキイマサルファインアーツ（東京）
2012　ステップスギャラリー　(東京)
2014　ルーサイトギャラリー　「対岸の線」個展　(東京)
2015「It is in here, what it is not here」桜木画廊(東京)
2016 「愛は森に隠れている」gallery morning（京都）
2019 「老いたイーグルと語るべきこと」KYOTOba （京都）など


http://gallerymorningkyoto.com/2016exhibition/NAKATSUGAWAhiroaki2016.html

https://www.facebook.com/hiroaki.nakatsugawa

http://nakatsugawahiroaki.web.fc2.com/


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バーバラ・クロール　Barbara Kroll
My work is about dealing with the real world and above all using the images that surround us in everyday life.I often search for the unexpected. An ironic turn to images or things you might expect. Or their combinations. To lure a participant into new and perhaps unexplored area.
I paint what attracts my attention. The theme depends on the situation. I am especially interested in unusual combinations of objects, funny motifs, interesting colors, I am looking for an opportunity to change my mind, to develop new ideas.

Words are drawings, colour is an adjective and a verb, form is a structured sentence, rhymes are rhythmic repetitions of shapes, punctuation is a negative space to enchant the eye into faith, evoke emotional memory and reactions for a moment or forever. Art remains as a strong contender of how we share our thoughts and ideas. Throughout history, art has survived the tidal wave of information, and remains an unpredictable source of imagination.
I live and work in Maintal, near Frankfurt am Main. I visited an art high school in the 80s and studied at the Academy of Fine Arts in Poznan.

Last Exhibitions:

2016
Finalists exhibition, Derwent Art Prize 2016, Trowbridge Town Hall
“My Sex, My Self” - Women Artists Exploring Sexuality and Sensuality Through Self Portraits, Hornsey Town Hall Arts Centre, London
Künstler der Remise, Hanau

2017
„About the faces of women“ ("Über die Gesichter der Frauen"), Remise Galerie, Hanau
"Woman's view on femininity" ("Frauensicht auf Weiblichkeit"), 21. Hanauer Frauenwoche, Hanau
„Uferzonen“, Kutschenwerkstatt, Gelsenkirchen
12. Internationale Künstlersymposium, Atelier an der Donau, Ybbs, Österreich
„Behind the sketch“ ( „Hinter der Skizze“), Galerie espace38, Biel/Schweiz
2018
„Safrin + Kroll“, Gutshaus Steglitz, Berlin
„short story“, Galleri Korinth, Faaborg/Denmark
„Behind the sketch“ ( „Hinter der Skizze“), Historisches Rathaus Hochstadt, Maintal
Multiply by Sharing IX, Werkplaats K, Kerkrede/Netherlands
Barbara Kroll und Susumo Ohira, 10 dence gallery, Dordrecht/Netherlands

2019
Joint exhibition with Melanie Delgado, Richard Treater, Tom Romeo and Laurie Sheridan, Green Kill Gallery, Kingston/USA
BBK Gallery, Frankfurt am Main/Germany

Also have I participated in several artist competitions in the last years. For example I was in the final round or one of the long/shortlisted/finalist artists at the Palm Award (2013), National Portrait Gallery: BP Portrait Award (2016), Ashurst Emerging Artist Prize (2016), Charly Smith Prize (Anthology 2016), Derwent Art Prize (2016), Luxembourg Art Prize 2016.
2. Prize in Painting of the International Contemporary Art Competition Miami 2017
FIRST AWARD for PAINTING on PAPER, Osten Biennal of Drawing Skopje 2018, Macedonia

https://www.facebook.com/barbara.kroll.9


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福村真美　FUKUMURA Mami
1982年　滋賀県大津市生まれ
2006年　京都市立芸術大学院美術研究科絵画専攻油画修了

個展
2007年　「vacation」　ギャラリー唐橋
2008年　「map#1」 立体ギャラリー射手座
2009年　滋賀県立水環境科学館
2009年　画廊　編　’09～‘10
2010年　ギャラリーモーニング　‘10～‘12 ’14 '16 '17

グループ展
2004年　主と客（同時代ギャラリー）
2005年　FRAME（ギャラリーCASO）
2006年　P＆E（アートコートギャラリー）　
2008年　信楽ACT（民家・甲賀） ’09 ‘12
2009年　しがの風展（大津市歴史博物館） ’09～‘14　
2010年　「家・IE」展（ギャラリーモーニング）
　　　　「うつろう」4人展　（ギャラリー唐橋） ’12
2014年　CONSTELLATION 2014 (上野の森美術館)
　　　　 Pray 展（ギャラリーモーニング）
受賞
2006年　第21回ホルベイン スカラシップ　奨学生
2006年　ビエンナーレうしく　大賞　
2011年　湖国を描く展覧会 特選 ’13
2014年　京展 芝田記念賞
2015年　第69回滋賀県美術展覧会　特選　

Profile FUKUMURA Mami
1982 Born in Otsu City, Shiga Prefecture
2006 M.F.A., Painting, Kyoto City University of Arts
A lot of solo exhibitions and group exhibitions mainly in Kyoto, Shiga and Osaka

Awards
2006 Biennale Ushiku 1st prize, Holbein Scholarship ,
2014 Kyoten, Shibata Memorial Prize

http://gallerymorningkyoto.com/2016exhibition/fukumuramami2016.html