カテゴリ:お遍路
はたごの横に、お遍路さんの休憩所、「ヘンロ小屋」がある。
そこのベンチの足が腐ってしまった。 正確にいうと、腐ったというより、アリにやられたのだ。 アリが木をかじって、中に巣を作ってしまった。 それにしても、(モハメドじゃなくても)アリは強い!!(古い) 殺虫剤を撒いても、死んでいるのは、クワガタやカブトばかり。 なんと、アリだけでなく、他の虫も住んでいた!! しかしねー、アリはともかく、クワガタやカブトなどの 身分の高い(?)虫まで、何でこんなところに住み着くかね? 山が回りに腐るほどあるっていうのに。 ご利益目当て!? とにかく、再度の殺虫剤攻撃もむなしく、腐り続けるベンチの足。 仕方なく、ブロックで作り直すことにした。 それにしても固い!! この木は、知人の山から切り出してきた「樫の木」なのだが、その固いこと、重いこと。 昔の人は、よくこんなもので巨大建造物を作ったものだ。 足を取り外したら、またクワガタが1匹出てきた。 ノコギリでギコギコと「コの字型」に、ベンチの本体に切り込みを入れる。 そこに、スポッとブロックを嵌めて出来上がり。 これで一安心。 腐ったベンチで、お遍路さんがケガでもしたらと、ヒヤヒヤしていたのだ。 ところで、この修理をしている最中、左足の付け根に ビリビリっと電気が走ったような痛みが何回かした。 「神経」のせい?と思ったのだが、 その後、1日経ったら横一列に4ケ所くらい腫れていた。 多分、ムカデにやられたのではないか? 足を這い上がる気配はなかったので、ジーンズの内側を這い上がったのだろう。 ヤツもベンチの足の中に住んでいたらしい。 最後のレジスタンス。 話は逸れるが、昨日ネットで「一日1ドルの生活」というサイトを見た。 インドのボンベイの国立公園の中に、貧しい人達がスラムを形成していて、 それを立ち退かせようとする政府との対立を描いた話だ。 彼らは無理やり立ち退かせようと言う政府に対して、 人間の鎖で抵抗したそうだ。 インドの場合は、確かに政府が悪い。 この人達は行くところがないのだから。 しかし、ムカデよ、お前はいくらでも行くところはあるだろう。 立ち退きを強行されたからといって、刺すのはヒドクないか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.12 10:06:26
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