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夜遅くまで飲んでいましたが、今日はブンタウに行く日です。朝食はついているので一階の食堂で食べ、適当な時間に出て行きました。ブンタウは、この近くの港から高速船で1時間半ばかり行ったところにある海辺の町です。
島ではありませんので、バスでも行けますが船で行くのが一番早いのです。一人20万ドン。約800円。 船はいろいろな会社から出ているらしく、いくつか窓口があります。一番早く出発する船に乗って、ブンタウに向かいます。船はあまり揺れもせず、夏に行ったライン川下りを思い出しました。 港に着くとタクシーの運転手が寄ってきます。 「もう騙されないぞ」 昨夜手ひどい目にあったくうみん達には、ここにいる運転が皆悪い奴に見えて、道路に向かうと、一台のタクシーがついてきます。 「私たちのこと、狙ってるね、おじさん」 「うん」 今度こそだまされるものか! でも、流しのタクシーも見当たらないので運転手にメーターを使うか聞いてみると、「使う」と言います。初乗り運賃も1万ドンと適正な表示なので、乗ることにしました。 「バックビーチのレックスホテルへ」 「レックスホテルはバックビーチではない」 「そんなはずはない。ホテルの説明にバックビーチと書いてある。バックビーチのレックスホテルへ」 運転手は何を思ったか言う通りバックビーチに向かいました。そして、 「いいホテルを紹介する」 と言い出しました。 「だめ!レックスホテルに予約入れているの!」 これは自分の結託しているホテルに連れて行ってマージンを取るつもりだ! 「おろせ!止まれ!」 くうみんは大騒ぎしてタクシーを降りました。 「荷物を出せ!ここまでのタクシー代、払わないよ~~~ん!」 「奥さ~ん、そんな~」 ここでずいぶんと込み入った一悶着があったのですが、要するに代理店のホテル紹介情報が間違っていたのです。 結局タクシーの運転手の言うことが正しく、バックビーチではなく、フロントビーチと言うところにレックスホテルはありました。 昨日悪徳タクシーに騙されたばかりだし、代理店によるホテルの説明を信じ切っていたので、このタクシーの運転手には悪いことをしてしまいました。 結局このクラシックなホテルがレックスホテルだった。どこがキッチン付きの機能的なホテルだ! しかし眺めは良かった。 レックスホテルの名誉にかけて申し上げますが、決して居心地の悪いホテルではありません。こういうホテルだと承知していればそれなりに快適なホテルではありました。 しかし、くうみんは「キッチン付き」を希望していたのです。悪いのはウソ情報を乗っけた代理店です。 「帰ったら、絶対文句言ってやる!」 固く誓うくうみんでありました。 クリックいただければ幸いです にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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