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「根粒菌ってすごい!!
今日も飯山一郎氏の文殊菩薩から掲載します。 化成肥料は買わない! チッソ肥料は「窒素固定菌」につくってもらう。 と言う記事である。 日本で作られる作物は有用なミネラルなどの微量栄養素 が入っていないと言われr続けています。 それは化学肥料や農薬を多量に使って作る為である。 さらに有機肥料堆肥などを使わなくなってしまった 為である。 秋田県立大学の佐藤孝助教の記事を参照下さい。 化成肥料は買わない!チッソ肥料は「窒素固定菌」につくってもらう。 リンやカリは食料加工残渣を食品工場から有料で引き取り乳酸発酵させて農地に投入。 「お金がもらえる肥料づくり、高く売れる農産物」これを『両手乞食農業』とU~ww 【飯山一郎のコメント】:化成肥料は買わないで、例えばチッソ肥料は「窒素固定菌」につくってもらう。 リンやカリは、食料加工残渣を食品工場から有料で(カネをもらって)引き取った生ごみを乳酸発酵させて農地に投入する。 こうした乳酸菌たっぷりの農作物は腐らないし日持ちがするので高く売れる。 「お金がもらえる肥料づくり、高く売れる農産物」これを『両手乞食農業』とU~ww 農業の未来は明るい! そのためには、先ず『窒素固定菌=根粒菌』の勉強から始めよう! 「根粒菌(こんりゅうきん)」ってすごい!! 生物資源科学部 生物環境科学科 助教 佐藤孝 根粒菌って知っていますか? 畑の大豆を抜いて根っこを見てみると、根っこに数ミリメートルの瘤(こぶ)のようなものがいっぱいくっついています。これは根粒と呼ばれる器官で、この中に根粒菌(バクテリアの一種)という土壌微生物が住んでいます。根粒菌は大気中の窒素をアンモニアに変換し(窒素固定といいます)、植物の生育に欠かせない窒素を大豆に供給する働きをしています。 化学肥料のアンモニアは1000気圧という超高圧、500℃という高温のもとで窒素と水素の化学反応で工業的に作られますが、莫大なエネルギーを費やします。根粒菌はこの反応を常温常圧でいとも簡単にやってしまう、まさに自然が創造した「超すぐれもの」なのです。大豆に限らずマメ科植物(エンドウ、クローバーなども仲間なのです!)は、根粒菌と共生して窒素固定しています。自然界は不思議ですね。 ヘアリーベッチというマメ科植物がありますが、土壌改良や緑肥(土壌にすき込んで肥料にする)に使われ最近注目されています。しかし、比較的低温である東北地方や北海道では植栽がむずかしく、あまり普及していません。私達の研究室では、低温でも窒素固定活性が高い根粒菌を発見し、ヘアリーベッチの生育を促進させることに成功しました。この根粒菌をY629株と名づけて(特許出願中)、現在普及させるべく農家や仲間と活動中です。今後はヘアリーベッチで成功したこの技術を大豆栽培にも応用し、「スーパー根粒菌」を探し出して、安定した大豆生産に役立てたいと研究中です。 「ちょっといい科学の話」のバックナンバーはこちらでご覧になれます。 (本稿の原典) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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(2013.11.11 23:20:38)
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