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NHK BS-2 『世紀を刻んだ歌 オーバー・ザ・レインボウ「虹の彼方」に浮かぶアメリカの夢と闇』
このタイトル、変だなあ。 「レインボウ」と書くのなら「オウバ」とか「オウヴァ」になるべ。 以下、番組メモ Somewhere Over the Rainbow Somewhere over the rainbow Way up high, There’s a land that I heard of Once in a lullaby. アメリカ人の心の歌。 「9.11」の追悼コンサートでも歌われている。 There is no place like home. 家ほど良い場所はない。 家庭を求める歌だ。 メーテルリンクの「青い鳥」と同様に、おうちが一番よという内容なのだが、「オズの魔法使い」のドロシーはまず家を喪失してしまう。 曲の冒頭で急に1オクターブ音が上がるのは、その喪失を表現しているのだそうな。 映画撮影時にジュディ・ガーランドはもう16歳だったのか。 ライザ・ミネリのお母さんね。 映画会社が与えた薬でボロボロになったショービジネスの女王。 おっと、私もうすぐジュディの享年に達します。 第二次大戦中、ジュディ・ガーランドは慰問先で何度も歌った。 自分の家に帰りたい、故郷に帰りたいという兵士たちの気持ちを歌った。 「虹の彼方に」平和が訪れる、いい時代がやってくる。 ただし、歌の最後は。 Why can’t I? なぜできないの? 前線慰問と言えば、マリリン・モンローを思い出す。 モンローの葬儀ではこの「虹の彼方に」が流れたそうな。 ノーマ・ジーンがついに手に入れることができなかったもの。 それが幸福な家庭である。 番組のクライマックスはニューヨークのセントラルパークの一画にあるストロベリーフィールズ。 そう、ジョン・レノンが殺された場所。 犯人マーク・チャップマン持っていた本が"The Catcher in the Rye"『ライ麦畑でつかまえて』だったことは有名だが、ホテルには聖書などと共に『オズの魔法使い』の絵葉書を残している。 う~ん、番組がジョン・レノン暗殺に持っていく流れには無理があるんでないか。 マーク・チャップマンは有名人・金持ちに逆恨みしているストーカー人格だろ。 スティーブン・キングもつけまわされて『ミザリー』書いたんじゃなかったっけ? ところで、マーク・チャップマンは1980年の犯行当時25歳。 ずっと服役していますが、何度か仮釈放を申請しているはずです。 私と年齢が近いな。 ところで、番組でやっぱりIZ(Israel Kamakawiwo’ole イズラエル・カマカヴィウォオレ)の歌う"Over the Rainbow "が流れます。 これ、いいですよぉ! BS-2のこのシリーズ、とても好きなのですが、ドラマ仕立てになっている回はちょっとなと思います。 今回もいまいち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.07.10 20:03:27
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