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2005.06.07
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カテゴリ:ボブ・ディラン

千本浜 2005年5月20日

「自分の夢を追いかけるために、君は何を犠牲にしたのかね?」

マクリーシュはディランに尋ねます。
ものの価値とは、それがいくらするかではなくて、手に入れるために何を代償にしたかで決まるというのが、マクリーシュの持論でした。
自分の信念や家族を代償にしなければならないのだとしたら、それは高価すぎるものなのです。
けっしてなくなることのない価値というものもある。

マクリーシュが本当は何のことを考えてこういうことを言っているのかは、いま一つはっきりとはわかりません。

陸軍士官学校(West Point)でマクリーシュはダグラス・マッカーサーと同級でした。
それでディランにもマッカーサーのことを語ります。
何を語ったのかは書いてありません。

 →ダグラス・マッカーサー

ミケランジェロのことも語ります。
ミケランジェロには友人が一人もいなかったし、また友人を作ろうとも思わなかった。
誰にも語りかけることがなかった。

 →X51.ORG: ミケランジェロは自閉症だった

話の流れとしては、たとえば「友情」ということを話していたのでしょうか。
ちょっとお爺ちゃんの繰り言っぽくもあります。
若い頃起きていたことが、もう消えてしまったのだと言い出したりします。

二十世紀初頭にアメリカを所有していた六人乃至八人の一人である、J.P.モルガンについても語ります。
とりとめないですね。

 →政府を動かす米財閥の力

マクリーシュはディランに、少年時代のヒーローを尋ねます。
おお、やっと本題に戻った感じ。
ディランの答えは、「ロビン・フッドと、ドラゴン退治の聖ジョージ」です。
あれれ、ラジオ番組のヒーローたちじゃないのかな。
なんだか妙に古風です。

お、p.113に入って、やっと劇作の話になりました。
ディランに歌を作ってもらいたいと言っていた、あの戯曲です。
マクリーシュは場面の説明をして、台詞を読み上げます。
歌のタイトルまで指定し始めます。

"Father of Night"
"Red Hands"
"Lower World"

もっとたくさん挙げたようですが、どれも幻の曲となってしまいました。
ディランは、どうも自分には向いていないという結論を出したのです。
暗い劇で、どうにも嫌だという印象を抱いたようです。
原子力の時代、人類が自分の血溜りの中に俯せに倒れている。
自分が付け加えて言うようなことはあまりないと感じました。

マクリーシュは、あの「廃墟の街(Desolation Raw)」のような歌を付けてほしかったのだと思います。

www.iraqbodycount.orgwww.iraqbodycount.org
www.iraqbodycount.org

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Last updated  2005.06.07 17:52:48
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