えっ、保育園は今日まで!?
いつものように、園にお迎え。クラスのこどもたちも半数ぐらいに減っているので、お隣のクラスと合同保育。みんな廊下でゆり木馬に乗ったり、日本語でなんというのだろう、下に4つの滑車のついた大きな積み木状の遊具に乗ったりして遊んでいる。うちのちびを受け取って、帰り支度。冬はこれがけっこう大変。まず、上履きをぬがせ、スキー用のオーバーオールを抱きかかえるようにして着せる。それから靴をはかせ、えりまきもして、帽子と、おっとおしゃぶりも忘れちゃいけません・・・、とやっていると、コートを着たままの母はどっぷり汗をかいてしまいます。ちびの担任の先生も、今日は早上がりの日らしく、身支度をしてご挨拶。「じゃあ、また新年に!」こちらもにこやかに挨拶を返したものの、ちょっと待って、新年? クリスマス休暇の前の月曜日と火曜日は、私は働かなくちゃならないんだけど、保育園はしまるわけ?そういえば、園のPTAからのお知らせに、年間の休園情報が載っていたような記憶があるけれど、もちろんろくろく読んでいません。それは、うちのダーリンも同じ。家に帰ると、「あのさあ、そういえば昨日、園からもらったお便りに、よいクリスマスとよいお年をって書いてあったけど、こういうのって普通、休みの直前にくれるよね」と、ダーリン。私達ふたり、すっかりおまぬけだったようです。確認のために、同じ園に通う息子のいる中国人のおかあさんに電話してみると、「そうよ、今日が今年最後の日よ」とのこと。やられた! 来週の2日どうしよう!こういうとき、まず頼りにしたいのは、おばあちゃん。うちの母は日本在住なので、こういう危急の際には間に合いません。で、ダーリンにドイツのおばあちゃんに電話させたところ、離婚して第2の独身人生を謳歌しているアネリーゼは、クリスマス前は予定がいっぱいです。よし、それでは第2の手段。夏までお世話になったことのある、近所のターゲスムッター(直訳すると「日中の母」、日本でいう保育ママさん)さんに電話。「急で申し訳ないんですけど、2日間また面倒診ていただけないでしょうか?」と聞きましたところ、自身、二人の女の子の母であるハンガリー出身のフラウ・メディングは、あっさり「いいですよ」とのこと。助かった!アドレナリンが大量に分泌されたある夕方の出来事でした。