40過ぎのアラベスク ドイツと日本の体型の差を認識
今週からまたバレエのレッスンが再開いたしました。ミュンヘンのフォルクスホッッホシューレのコースです。本当は、夏学期はすでに先週から始まっていたのですが、先週はおにいちゃんの進学予定の学校の説明会があったり、音楽大学のコンサートがあったりと、夜出る予定が多かったの。週に3回も、夜に家をあけては、ダーリンの神経がもたず、家庭崩壊になることが必須でしたので、涙をのんでバレエをあきらめたのでした。で、今週は他になんの予定もないから、るんるんとバレエのおけいこ。いや、4週間も休むと、やっぱりこたえますわね。でも、心なしか、柔軟性はすこしずつ戻ってきたようであります。こどもの頃のように、床に腹ばいになって、えびぞりになって、後ろにそらせた足の先が、ぺたんと頭につく、というのは、もう無理みたいですけど。(こびちちゃん、今度このイラスト描いて?)アラベスクの足も、本人のイメージとしては、まあ90度ぐらいはあがっているはずなのですが、鏡を見ると、床からわずか30センチほどしか離れていませんね。がっかりです。がっかりといえば、やはり、洋の東西を問う体型の、絶対的なちがいですね。どうして、日本人に生まれたんだろう、と悲しくなる瞬間です。ドイツ人の生徒と並んで鏡にうつると、それが愕然とするほど、よくわかります。わたしは、日本ではどちらかといえば、規格はずれに大きく、ドイツに来てようやく、中肉中背という安息の地を得ました。でも、同じぐらいの身長でも、ドイツ人の子と比べると、顔の面積と、腰の位置が、圧倒的にちがうの。くすん。特に、ひざ下の長さが負けています。こればっかりは、どうにもできませんわー。