日本の報道
野球ファンの方、ごめんなさい。僕は野球が嫌いなわけではないけど、昨今の野球界再編の動きに関す報道には、ちょっと首を傾げてしまう。確かに歴史的な大問題だが、あまりにも大袈裟すぎているように思う。テレビでも世界情勢を知りたくても、どのチャンネルをひねっても野球の話題だ。ま、新聞はそれほどでもないのが救いだが、イラクやアフガンのことなど何処ふく風。イスラエルとパレスチナのことなど一言のニュースも流れない。パラリンピックもかろうじて報じられる程度だ。残念だな~~~。特にパラリンピック。何故民法は全く番組を持たないのだろうか?非常に高い給料を社員にはらい、非常に高い利益率を確保しているメジャー局は、社会への貢献というメディアとしての役割をどう思っているのだろうか?パラリンピックは、確かに競技の動きも遅く、観客も少ない。しかし、あの場で誠心誠意がんばっている選手を見て、どれだけ多くの人達に勇気を与えることができるか考えてみると、オリンピック以上かもしれない。そしてそこへ出場出来る選手は、オリンピック以上の賛辞を僕は送りたい。いくら興行的な価値がないとしても、メジャーなメディアはしっかりと戦況を放送してもらいたいものだ。ついでに言うならが、「障害」という言葉も嫌いだ。アメリカでは「チャレンジド」という言葉が使われている。良いことだと思う。日本でも良い言葉を考えてみようではないか。例えば「強志者」とか、、、、ともあれ、もっともっと世界的な見地から報道をしてほしいものだと思う。自分たちのことばかりじゃなく、今なにが世界で起こっているのかを報道して欲しい。世界だけじゃなく国内にだって重要な出来事がある。高い報道意識を持って欲しい。