|
カテゴリ:日々の読書(ビジネス)
ビジネスの世界で、何でも自分が思った通りに物事を進められるというようなことは、ほとんどないであろう。例外的に、そのようなことができる立場の人もいるかもしれないが、ほとんどの人は、自分のプランを実行に移そうとすると、誰かにプランを説明して、承認を得たり、協力を求めたりする行為が必要になってくる。 こんな場合、つい力が入って、大作の分厚い企画書を作る人もいるであろう。しかし、心得違いをしてはいけない。分厚い企画書を読むというようなめんどくさいことを、誰もよろこんでやってはくれない。相手が、経営者などの忙しい人たちならなおさらである。 今日紹介する「企画書は1行」(野地秩嘉:光文社)は、企画書の魂は、「1行に込められた表現力と説得力」であるということを主張した本である。表題を見ただけでは、ちょっと勘違いするかもしれないが、何も企画書をたったの1行で書けと言っているわけではない。人を動かすための企画書には、1行で表現される、このような言葉が不可欠であるというのだ。そして、そのことを、多くの実例をあげて説明している。 ただし、これもまた勘違いしやすいのだが、企画書にいつも、そんな1行が、直接書かれているというわけではない。その企画の考え方の根本に、そんな1行であらわされるようなことがあるというような事例も多い。結局は、1行で表わされるくらい、企画のコンセプトを明確にしておけということであろうか。 出てくる、多くの事例は、非常に興味深く読める。一読しておいても損はないであろう。 ○応援クリックお願いします。 「企画書は1行」(野地秩嘉:光文社) 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の読書(ビジネス)] カテゴリの最新記事
★うだうだと、長い弁舌を聞かされるのはかないませんね。10秒くらいで、本質を言えないといけませんね。
とらら333さん >こんにちは~! > >インパクトのある題名ですね。 >ひと言で何を言いたいのかが分かる説明・・国会でも実行して欲しいです。 ----- (July 22, 2008 07:13:09 PM)
★いかに、短い言葉で、人の心をつかむかが大切ですね。
yasu41asyさん >こんにちは > >テレビのCMでも一言のキャッチコピーで売り上げが >左右されますね > >ポチッと2個応援です ----- (July 22, 2008 07:14:20 PM)
なんでも、ただ長くだらだら沢山書けばいいってものじゃないんですよね
まとまっていて伝えたいことが一番分かりやすい文がいいですね^^ ぽちっ! (July 22, 2008 10:03:41 PM)
★長くだらだらと書かれると、何が言いたいのか分からなくなってきますね。
やはり、インパクトのある一言が大切ですね。 YellowButterflyさん >なんでも、ただ長くだらだら沢山書けばいいってものじゃないんですよね >まとまっていて伝えたいことが一番分かりやすい文がいいですね^^ >ぽちっ! ----- (July 22, 2008 10:06:06 PM) |