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【回天】という言葉、お聞きになったことがあるでしょうか?
あまり知られていないのが残念なのですが、 日本が戦争で使った海の特攻兵器、人間魚雷のことです。 魚雷に人間が乗り込み、敵艦に体当たりするという 考えただけでも、ぞっとするような兵器です。 この魚雷は中から開けることは出来ません。 即ち、乗り込んだ時点で死を意味するものなのです。 そんな恐ろしい兵器が合ったことを、皆さんはご存知でしょうか? この回天が映画になります。 今秋公開予定の「出口のない海」がそれです。 その原作(同名・横山秀夫著)を読みました。 ・・・はっきり言って、泣けます。 若者が死に直面した時の心理状態が、事細かに描写されています。 読んでいると、自分が実際にその状態に置かれたような気がします。 寒気がするほどです。 最近は、ビジネス書を読むことが多かったのですが、 久しぶりにこういう本と出会いました。 ・・・感動しました。 回天は、山口県の周防灘が舞台なのですが、 その回天の基地が、私の住む町の沖合いの島にあります。 今度、子供を連れて行ってみようと思います。 みなさんも、ぜひお読みになってみてください。 「出口のない海」すばらしい本です。 単なる戦争の悲惨さを著しただけの本ではありません。 あまり見に行く機会もないのですが、 この映画は、ゼッタイ観たいと思います。 横山秀夫著「出口のない海」価値ある一冊です。 お勧め致します。 そして、これを機会に、ぜひ【回天】の存在をみなさんに 知って頂きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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