ちょっと前にガンダム・センチネルの小説を読んだ。
舞台は、グリプス戦役末期のUC0088・1・25~UC0088・4・5
地球連邦軍の虎の子部隊「教導団」が反乱を起し
それに対し急遽編成された部隊「タスクフォースアルファ」が制圧すべく
動く、という物語。
この話ってさ、なんかモデルグラフィックス紙上にて展開された、スピンオフものなんだけど、
カトキハジメがデザインしたSガンダムなんかが受けて、人気があったと。
子供のころ、Zプラスとかプラモ作ったし、Sガンダムとか気になってたんだけど、なんだろ、これって思ってた。
そうしていると、小学校のときMS大図鑑ってものを集めだしてさ、
一番最初に買ったのが、3巻のアクシズ戦争編。
この中にリョウ・ルーツだの、ニューディサイズだのストーリーっぽいのが書いてあって、
「へー、ストーリーあるんだ」って思った。
その小説だ。
小説のほうはというと、なんか主人公のリョウ・ルーツがDQN過ぎて、好印象もてなかった。
もっとかっこいい主人公だったらよかったのに。
ニューディサイズの人たちはわりと格好よかったが、それでもあまり人物が見えてこなかったって言うか、何をしたいのかさっぱり。
あまりおもしろい小説だとは思わなかった。
ただ、ずっとFAZZとZZガンダムってどういう関係なんだろ、とか思っていたMSに関する疑問は解消されたけど。
FAZZはZZガンダムの廉価版なんだね、コアブロックシステムもハイメガキャノンもないと。
ZZガンダム第46話に出てきたフルアーマーZZガンダムとは、別物なんだと。
一方で、Sガンダムは究極のガンダムといわれるガンダム。
ガンダム辞典によれば、
γガンダム=リックディアス
δガンダム=百式
υガンダム=不明
ζガンダム=Zガンダム
ηガンダム=不明(量産型Zガンダム、ZII)
θガンダム=ZZガンダム
ιガンダム=Sガンダム
というアナハイム・エレクトロニクス社におけるZ計画の一貫の流れだったということが書いてある。
もちろん、アナハイムの開発コードは、
νガンダム、Ξガンダムと受け継がれていく。
η、κ、λなんかもあるみたいだけど。
ネットとか見ると、Sガンダムは最強。究極のガンダムとあり、
確かにデザインを見ると絢爛豪華というか、これでもかっていうくらいにごてごていろいろついている。
ゴテゴテ感が大流行だったのに、逆にνガンダムは白黒を基調としたシンプルなデザインで、
カトキハジメは、νガンダムのデザインを見て、衝撃を受けたとか受けなかったとか。
疑問なのは究極のガンダムといわれるSガンダムと、第一次アクシズ戦争における伝説のガンダム、ZZガンダムのどちらが強いかということ。
同年代の機体だし、いずれもアナハイムの総力を挙げての開発機であるがゆえに、気になるところだ。
金曜日 乙亥
六輝=先勝 九星=三碧木星 中段十二直=閉 二十八宿=亢 旧暦十月二十八日