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株式会社SEES.ii

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2017.11.07
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ss一覧   短編01   短編02   ​短編03
―――――

 10月11日。午前0時――。
 伏見宮京子は乾いたベッドの中でエビのように体を丸めていた。いつまでたっても体は
冷えたままだった。時折、フッと意識が遠のいたが、眠れたという実感はなかった。つい
さっき、岩渕から届いたメールの中身を思い出す。それは『社長を説得しようとしたが、
ダメだった。明日は予定通り、《D》グローバルゲート支店をオープンさせる。京子は、
来ないでくれ。すまない』という内容だった。

 一昨日――岩渕との別れ際、彼は何も言わず私の体を抱き締めた。それは嬉しくはあった
けれど、慰めにはならなかった。そう。私は何もできなかったのだ。死にゆく人々をただ、
ただ呆然と眺めて泣いていただけだったのだ……。
 眠れないまま京子は、目を閉じて闇の中に身を委ねようとした。そうしていると、いろいろ
な思いが心をよぎった。岩渕のこと。犯人のこと。死んでしまった人々のこと。グローバル
ゲートのこと。もしも、グローバルゲートで爆弾が爆発してしまった時のこと……。
 彼は犯人のことを『悪意の塊』と表現した。それは正しいと思える一方――間違った
認識だとも思う。なぜ、犯人は悪意に身を染め、卑怯な手段を用い、人々を惨殺せしめた
のか? それは悪意などではなく、純粋な殺意からのものに間違いなかった……。人を、
社会を、全てを憎む殺意が……犯人の中で今も蠢いているのだろう……。
 
 もし……もしも……あの時、ミッドランドスクエアの爆発で岩渕が死んでしまって
いたら……そうしたら、私も、犯人と同じようになってしまうのかもしれない……。もし、
《D》の名駅前支店で同じような爆発が起きたとしたら……そうなっていたら……私は、
きっと、正気じゃいられないのかもしれない……たぶん、誰かを憎み、殺してしまいたく
なるのかも、しれない……。

 京子はそっと大きく息を吐いた。そして、心が弱ってしまった時にいつもそうしている
ように、神々への祈りを捧げようとした。そう。不安や恐怖がどうしようもなく募った時、
京子はいつも『祈り』を捧げた。
 ……犠牲者の魂にご冥福を……そして、名も知らぬ卑怯者よ、どうか……怒りを鎮め、
憎しみを捨てなさい……どうか……もう誰も……傷つけないで……。
 閉じた瞼の隙間からとめどなく涙が流れ――京子は、優しい眠りが訪れるのを待った。

―――――

 佐々木亮介は敷きっぱなしの布団に横たわり、いったいアレをどうやって、グローバル
ゲートの内部に持ち込めるだろうか? どこに放置すればいいだろうか? と考えていた。
暗い喜びが全身に広がっていくのがわかった。
 とある人物に次の転職先にどうかと勧められたグローバルゲートの商業施設を思い出す。
自然と頬の肉が緩み、笑みがこぼれた。
 ……あいつらの命は――あそこで働くあいつらの命は――あと何時間なんだろう?
 高級カフェ・高級スーパー・高級レストラン・輸入雑貨店・セレクトショップ・診療所・
スポーツ用品店・呉服屋・自転車屋……グローバルゲートにテナントを構える企業に興味は
なかった。もちろん、恨みがあるわけでもなかった。だが、いつだったか、テレビの情報
番組の企画で、『グローバルゲートで買い物をするセレブ家族に密着』なる内容の放送を
見かけた。ホームパーティのための買い出しに来たということ。『味はわからない』と笑う
中年の男が、松坂牛や飛騨牛を大量に買い込むということ。
 その後の放送も、亮介はただぼんやりと見つめ続けた。
 中年の男には亮介と同い年くらいの息子と、若くて可愛らしい娘がいる。息子には美しい
妻と、ベビーカーに寝る赤子がいる。娘にも婚約者がいる。企画の最後、彼らがレクサスの
SUVで走り去る映像を見かけた。
 この中年の男がどんなヤツなのかはわからなかった。だが、その男と家族がグローバル
ゲートの常連であり、ヤツらの人生が幸福で満たされていることだけはわかった。
 そして、そんな、そういうヤツらが集まる場所は――……
 ――復讐の条件に充分だった。

―――――

「……つぅ」
 名駅前支店のバックヤード裏で、《D》総務課長である宮間有希の顔を見つめて、岩渕は
首をさすった。社長に掴まれた首元が、軋むように痛んだ。「ざまぁねえな」と《D》名駅
前店支店長の鮫島恭平が笑いかけた時、有希が「……社長の命令は絶対だからね。……イラ
イラしているところに岩渕クンの正論でしょ? それじゃあ、首を絞められるのも当然ね」
と言って頷いた。
 岩渕は痛みに顔を歪め、「……イライラ? わけがわからない」と呻いた。それから小さく
息を吐き、「……グローバルゲート支店、何でオープンを急がせると思う?」と聞いた。


 午前0時を回る数分前、残務処理を終えた岩渕が社長室に入室し、そこで書類を眺める
社長に『……明日の新店オープン、延期できませんか?』と聞いた瞬間――首を掴まれた。
『くどいぞっ!』
 社長は怒鳴り声を上げて岩渕を睨みつけ、首を掴む手に力を込めた。それには強い意志が
込められており、鬼のような形相だった。
 抵抗することはできたハズだった。けれど、社長の中に存在する固い決意の前に、いや、
ひとりの男の持つ意地とプライドが、岩渕の抵抗を許さなかった。そう。ひとりの男が、
誰かとの約束を守るために貫いた矜持に――気圧されたのだ。


「……ふたりとも、煙草、いいか?」
 そう言って鮫島は、有希と岩渕が頷く前に煙草に火を点けた。有希が小さな舌打ちをするも、
鮫島は夜空に向かって煙を吐き出した。
「……ていうかよ、宮間、お前知ってるんじゃねえのか? 社長が延期しない理由をよ……」
 有希はさらに煙を吐き出す鮫島を一瞥し、それから少し目線を下げ、長い溜め息を漏らし、
「……ええ」と頷きながら髪を指でいじった。そして、「……あくまでも非公式の話だし、
私も社長から直接聞いたわけじゃないケド……」と話を始めた。
「……どういう理由だ?」
 即座に岩渕は反応した。
「……河村市長が来店されるらしいの。表向きはグローバルゲートの視察みたいだけど、
実際は《D》に政党への資金援助の要請、後援会への参加要望ていうところかしら……」
 有希が言うと、鮫島は驚いたように目を吊り上げ、咥えていた煙草を灰皿にずり消し、
それから岩渕のほうを見て笑った。
「はあっ? この、爆弾事件も解決してねえ段階でか? 嘘だろっ?」
「……犯人が逮捕された後、被害に遭った市民と企業に恩を売る計画みたいね……鮫島さん、
声が大きいわよ……」
 有希の言葉に、岩渕は呆然とした。やがて、ふたりに聞こえないくらいの小さな声で、
「……ふざけるな」と呟いた。
 

 ――京子、教えてくれ。
 ここにはいない女の名を思い浮かべ、岩渕は考え、思った。
 ……《D》は、キミに、本当に、応援される価値があるのか?
 ……《D》は、キミに、本当に、愛される資格があるのか?
 政治の毒を食らって身を守り、偽善をエサにカネを得て、死者を利用して名前を売る……。
 
 ……そんな企業で働く俺は、キミに、本当に、
 ――愛される価値が、資格が、あるのか?
 ――京子、頼む、教えてくれ。
 ……教えてくれ、よ……畜生っ……。

―――――

 10月11日。午前6時――。
 浅い睡眠と覚醒を繰り返しているうちに、夜明けの空は少しずつ明るくなっていって、
やがて暖かな光がカーテンの隙間から差し込んだ。
「……うん」
 丸山佳奈は恍惚となって声を漏らした。そして、誘われるかのようにカーテンを開き、
窓を開けた。瞬間、10月の涼しい風がアパートの中に流れ込み、佳奈の固くなった筋肉を
心地よくほぐしていった。意識が完全に覚醒し、視力が研ぎ澄まされた。
「……ああ……気持ちいい……」
 爽快な気分に声を漏らし、背を伸ばした。そして、今日からオープンする新店舗のことを
考えた。無意識のうちに頬が緩むのがわかった。
 ほんの数日前、佳奈は社長から市長の来店を告げられていた。けれど、同僚たちはまだ
そのことを知らなかった。後で思い切り悔しがらせてやろうという、ほんのイタズラ心の
つもりだった。うまく事が運べば、佳奈と《D》の利益に繋がるのは間違いないからだ。
 
 爽やかな空気に包まれて、佳奈はゆっくりと深呼吸を繰り返した。眼前の窓からは眩しい
ほどに輝く太陽の姿が見えた。周囲の家々からは、目を覚ました小鳥たちのさえずりが
響き始めていた。そして――今、私は、これまでの人生で一度として感じたことのなかった
幸福感に包まれていた。
 そう。今、私は幸せだ。かつてないほどに気力が漲り、脳の計算も冴えていた。尊敬する
社長と、大好きな仕事に従事でき、未来への希望の道をしっかりと歩くことができるのだ。
 もしかしたら……あの施設で今も苦労する子供たちに、何かプレゼントを贈ってやれる
かもしれない。佳奈は思った。
 もしかしたら……私のような……かつての私のような不幸な人生を送っている人々に、
何かの形で夢や希望を見せることができるのかもしれない――。
 ふと――自分に夢と希望を与えてくれた中年の男の顔を思い出し、佳奈は、笑った。

 しかし――。

―――――

 10月11日。正午ちょうどに名古屋市中村区にある愛知大学グローバルコンベンション
ホールの駐車場で凄まじい爆発があったというニュースは、瞬く間に日本列島を駆け抜けた。
それはイオン今池であった爆発にもひけをとらない大爆発で、その破壊力は凄まじく、被害は
甚大なものになると報道された。
 爆心と思われる駐車場はアスファルトが広範囲にえぐり取られ、辺りは瓦礫の山と化して
いた。爆発と同時に、駐車してあった車両からは火災が発生し、北東の乾いた風に煽られて
黒煙と炎を広げていた。現場には救急車や消防車、パトカーなどが大挙して駆けつけ被害の
規模の調査を始めた。
 
 ――判明している被害者はひとりだけ。
 グローバルゲートに勤務する会社員の女性とだけ発表された。
 
 翌12日、監視カメラの映像から、この女性と、犯人と思われる男の行動の全容が解明
された。警察の発表では、男がグローバルゲート内部のゴミ箱に、爆発物であるアタッシュ
ケースを置き捨てようとした際、偶然にも現場を目撃し、不審に思った女性が男を問い詰める
映像が公開された。
 爆発の時刻が迫っていると知った女性は、果敢にも爆発物を奪い去り、中村区を試験走行中で
あったトヨタのi-ROADに乗り込み、200m離れた愛知大学コンベンションホールの駐車場まで
辿り着き、そこで爆発を迎えた。警察では、女性は腹部に重度の裂傷を負っていたことが確認
されており、女性自身の避難には間に合わなかったとみている。

 ――調査の結果、被害者の身元が判明し、氏名が公開された。
 被害者はひとりだけ、『会社員 丸山 佳奈(25)さん』とされた。
 そう。
 被害は駐車場のアスファルト、国産自動車数台とトヨタの試作車が1台、そして若い女性が
ひとりだけとされた。その程度の被害で済んだのは、まさに、奇跡であった。
 
 警察は現場から立ち去った男の顔や服や特徴をテレビで公開し、情報の提供を呼び掛けた。
政府からは非常事態宣言が発令されていたが、それは単に恐怖を煽り立てただけだった。
名古屋市各地の大規模商業施設は次々と営業を自粛し、都市は機能の一部を失いつつあった。
 警察は犯人の確保に3万人の警官を動員し、名古屋の街を駆け巡った。

 ――グローバルゲートの運営会社と名古屋市と国と警察は、丸山佳奈さんの所属する
企業に対し、『警視総監賞』『紅綬褒章』の授与を打診したが企業の社長はこれを無視し、
記者会見すら開こうとはしなかった。河村市長が直々に感謝の意を伝えるために訪問した際、
企業の社長はこう言い放ったという。

『……黙れっ! 貴様ら全員っ、ブチ殺すぞっ!』

―――――

 ――丸山……佳奈さん、だっけ?
 彼女のせいで、計画が台無しにされてしまった……。
 本来なら、グローバルゲートと一緒に《D》の幹部連中も爆死、あわよくば……組織ごと
壊滅させる予定だったのに……。
 
 ――残念だ。
 いや、それはワガママというものだろう。佐々木亮介はよくやってくれた、と思う。
よくやってくれたとは思うけど……計画の変更が必至である以上、もう佐々木亮介に用は
ない……これまでに多くのカネを使って誘導してきたが……まぁ、いいか。……とにかく、
彼は……役に立ってくれた……。彼のおかげで最高の映像が撮れたし、彼のおかげで最高の
声が録れた。……これなら……元は取れた、のかな? 
 あとはこれを細工して、編集して、《D》の皆様方へのプレゼントとしましょうか……。
 
 ――ああ……楽しみだ……。……姫様……あなたに最高のプレゼントを贈ります……。
……激しい怒りと……深い悲しみと……強い憎しみと……永遠の絶望を……あなた様に、
あなた様だけに……贈ります……。
 ――楽しみに……していてくださいね……。


 ……そうそう。岩渕さん、安心してください。せっかく生き残ったんですし……あなた
にも……何か、ステキなものをご用意しますから……。

―――――

 男は新聞を読んでいた。
 新聞を読む。たったそれだけのこと、たったそれだけのことなのに、男の胸は躍った。
名古屋市での連続爆破事件の詳細を頭の中に巡らせ、さらに慌ただしく考えを巡らせる。

「……楽しそうですね。……僕も混ぜてくださいよ……岩渕さん……」
 別に、事件のことなどどうでもいい。《D》のことも、どうでもいい。
 カネの匂いがした。そう。ただ、それだけのことだ。

 ふと少女――いや、成人した女の顔が薄れつつある記憶から浮かんだ。
「……あのテストで僕よりも高い点数を取ったとか? ……もう会えないと思うと、残念だね」

―――――

 『激昂するD!』 fに続きます。

 









 本日のオススメ!!!
 ポルカドットスティングレイさん。……ねっとりと絡みつくのは、相変わらず。
 
 前回紹介させていただいた時よりもグッと引き締まりましたね。歌声に伸びが加わり、
ギター担当ののエジマ氏?の実力も上がりましたね……。
 具体的に申しますと、曲の始まりの『椎名林檎感』が抜け、ボーカル担当のシズク氏の
個性が際立ってきました……。以前は妙な力感が、魅力を半減させていたように思える……。
まあまあ、素人感は完全に消えましたよ😊ようつべのコメントも賛否が別れてきました
(順調な証拠です)。……後は露出の問題スね。何かのキッカケさえあれば、一気にメジャー
バンドに成長するのですが……。

              ↑新曲『レム』ス。歌詞は意味不明ですが。

              ↑『シンクロニシカ』す。複雑な曲。難しい。

              ↑『夜明けのオレンジ』……椎名林檎感、強し。比較用。

ポルカドットスティングレイの楽曲。よろしければ、どぞどぞ。
  

 
 ……お疲れサマです。seesです。
 意気込んで作っているワリに更新遅れてすみませんです。
 ……疲れた。『浜木綿』以下のクソまずい中華料理屋で会食し(浜木綿はウマいと思う)、
休日を踏み潰す深夜残業。同僚の、何とかプラズマ肺炎?病欠の代替出勤。寝ながらPC作業
して社内メール誤送信……昨年比マイナスの成績が2ヵ月続いただけでキレられる始末。
「一時は10か月連続でプラスだったのにぃ😢……アカは転職してから一度もないのにぃぃ」
 とは言えるワケもなく……ただヘラヘラ笑うseesです……。

 さて、次回はいよいよタイトル『激昂……』の真意が発表される、最初のメイン回です。
 個人的には一番好きなシーンが出ますね~💚お楽しみに~💓
 
 ちなみに、グローバルゲート部分の表現方法は、あえて、ああいう形にしました。決して手を
抜いたワケじゃあナイす。すべては、次回、明らかにする予定っす。

 でわでわ、ご意見ご感想、コメント、待ってま~す。ブログでのコメントは必ず返信いたし
ます。何かご質問があれば、ぜひぜひ。ご拝読、ありがとうございました。
 seesより、愛を込めて🎵
 


 好評?のオマケショート 『……エセ』

       ――とある選挙演説にて、河村名古屋市長、挨拶より抜粋。
 河村市長 「……みゃあ~たら名古屋市っちゅ~からみゃ~僕としては……東京とんと
       トヨタはカネを稼いでるっちゅう~京都からホント、おそろしいっちゅう
       大阪? 考えんとアカンと、歴史と世界遺産とドイツ? しゃーくしょっ
       ちゅうとこーはで、だで、ですわ。ちょいちょい、トヨタぁ?
 sees   「………」
 先輩   「sees君、わかるか?」
 sees   「いいえ……先輩、アレ、本当に名古屋弁すか?」
 先輩   「……河村市長は一宮市出身だからな(標準語基本のハイソな街)。……アレは
       エセ名古屋弁、だで」
       
       河村市長がビジネス名古屋弁を多用しているのは、周知の事実らしい。
       知らなかったのは社内でseesだけ?……マジかよ。
       ………
       ………
       ………
       ――社内にて、社員たち、雑談より抜粋。
 後輩   「sees先輩って出身どこですかブー? 名古屋ナマりとかナイですブヒよね?」
 sees   「生まれは三重だからな、名古屋弁というより三河弁に近いよね(^^♪」
 後輩   「へー…でも普段は標準語ですブヒよね?」
 sees   「いや……まあ、公私混同はしないよ( ・´ー・`)ドヤヤ……顧客相手だと、つい名古屋弁
       出ちゃうコトもあるけどネ🎵( `ー´)フフン」
 後輩   「すご~い。使い分けてるんですね~……尊敬しちゃうブ~💚」
       
       ヒヒヒ……名古屋人なんてチョロイもんだぜ……なんせ名古屋人てのは、
       本当に『I💓愛知』だからな(公私で方言が抜けれない県民性らしい)。
       ――しかし、そんな、調子に乗るseesに
       天罰が下らないワケがなかった……。

 次長   「……確かお前、生まれは三重やけど、育ちは関東やなかったか?💢」
 sees   「ヴっ……(これは……致命傷か?)😅💦」
 後輩   「えっ? つまり……どういう意味ですかブ~?」
 次長   「……このバカは取引先でワザと口調変えとるんや。エセや。市長と一緒やの」
 後輩   「えーーー、信じらんなーい。さーいてぇーいwwwブヒヒ(# ゚Д゚)」
 sees   「……じ、次長……な、なぜ、それを……??」
       
       そして――
       次長の、seesへの、かみなりっ!
 
 次長   「たわけがっ! おめーの入社試験の面接、オレが担当やったで忘れたんかっ?💢
       おみゃー、始終標準語やったやないかいっ!! エセ名古屋弁タレるんやないでっ!!
       (# ゚Д゚)!!⚡⚡仕事もクソも、全部標準語しゃべれやっ!!⚡⚡」

 sees   「おっぱぁぁぁーーーー………ひ、ひでぶぅーーーーっ!!!」
       こうかはばつぐんだ!
       相手の、seesは、たおれた……。

                                  了( ;∀;)                                

  
こちらは今話がオモロければ…ぽちっと、気軽に、頼みますっ!!……できれば感想も……。

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Last updated  2017.11.08 20:01:26
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