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テーマ:原発について考える(376)
カテゴリ:原発を考える
「さようなら 東電社長 2017春」山本太郎氏が東電社長にキッツイはなむけを♪
フクイチの排気塔がボロボロで倒壊の危機だって事、ご存知ですか? ここでもニュースピックアップで取り上げたので、ご記憶の方もいるかもね。 排気塔は2013年頃から既に危険視されてて、 それに対し東電は「倒壊の危険は無い」とか「年に1度目視で点検してる」とか、 おいおい、たった年に1度かよ? と、一々突っ込むのももうシンドイ東電クオリティー。 その後、取材に来た東京新聞の記者に、新たな損傷箇所を発見されちゃって、 さすがチェックも杜撰な東電クオリティーよ、とそこまでは記憶してたのだが、 その後どうなったのか? 原発に限らず色々な事件でも気にはなっても、分からない事が多い。 そんな中、山本太郎氏オフィシャルで、その後を発見しました。 →2017.4.12 資源エネルギーに関する調査会「さようなら 東電社長 2017春」 動画と、文字起こしがあります。 太郎ちゃんのサイトは字も大きくて、重要な所には蛍光ペンの親切設計なので、是非読んでみてね。 画像は山本太郎オフィシャルより 要点をまとめるとこんな感じ。 2013年、排気塔の破断5か所、破断の可能性3カ所が確認される。 東電は問題無いという「お手盛り解析」を披露。 2013年、規制庁はリスク評価を示すことを東電に指示。 その後3年半の間、規制庁は4回同じ指示を出すも、今現在東電からの回答なし。 2016年4月、東電は排気筒の上半分の解体を説明。2018年度後半より解体工事に入る予定だと。 「東電は3年半もの間、規制庁の指示を無視」 「それを許してた規制庁も、役目を果たしてない」 「規制庁が東電に完全になめられている」 太郎ちゃんの怒り爆発です。 2017年春、東京新聞により新たな破断箇所が発見される。 自社で発見出来なかった理由について東電のいいわけ、線量が高い、建物の影に隠れて見えなかった。 「年に1回のプレスツアーで遠くから写真を撮った東京新聞に見つけられたものが、 どうして東電に見つけられないのか?」 「リスク管理上、東電は既に破綻している」 「そのような者たちに原発再稼働などもってのほか」 またまた太郎ちゃんの怒り爆発。そらまそうですな。 「加害責任を果たすと言ったのだから、最後のお仕事としてリスク評価やると言って下さい」 そう言って、廣瀬社長に言質を迫る。(いいぞ〜) 社長の答えは、なんだか玉虫色。あんまり今までと変わらない感じでしたが時間切れ。 そう言ってくれた太郎ちゃんに1万票♡ ぜひ、将来は総理大臣に…と言いたいけど、多分それは無理な話ね。色んな意味で。 はっきりと分かる破断個所の写真を東京新聞からお借りして来ました。 完全に外れて空が見えてます…(((; ゚ー゚))) こんなのを東電は3年半も放ったらかしで、さらに1018年後半の解体工事まで放ったらかしにする予定なんですね。 オリンピックまでに間に合わせりゃいいや、って事でしょうか? 帰還する福島の人たちの事は、どうでもエエんでしょうか? 多分、線量が高くて近寄れない。対策したくても出来ない。だから放置してる。 そうじゃないでしょうか。 なら、18年の解体予定も絵に描いた餅かもね。 さらに考えれば、日本中に老朽化した原発が沢山あるわけで、 排気塔だけで無く、他の所も老朽化が進んでると考えると本当に恐ろしい。 だって、停止中の原発でも、使用済み燃料プールには使用済み燃料が入ったままなんですから。 東京新聞にこんなコーナーがありまして、あれれ、いつからこんなのが? 前からありましたっけ?(笑) →こちら原発取材班 原発にかかわる情報をギュッと詰め込んであるので、とても便利です♪ オススメ。 東京新聞記者が発見した破断についての記事はこちら →福島第一排気筒進む劣化 支柱に新たな破断 本紙指摘で判明 上の画像は東京新聞のこちらから →本紙カメラが捉えた 四方劣化した排気筒 福島第一原発 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/04/15 11:04:33 PM
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