Blur「No Distance Left To RUN」DVD 感想
Bungee Price DVD 洋楽[初回限定盤 ] Blur ブラー / No Distance Left To Run - A Film About Blur 【DVD】見ました。ライブのほうはまだ見れてないのですが、ドキュメンタリーの方のみ!…実は私彼らのことについてはほとんど知識がなく、今までかなり勝手な見解で彼らをみてしまっていたところがあるのですが、今回これを見て自分が勘違いしていたことに気づきました。このバンドは、グレアムを中心にまわっていたんだ…と。もちろん、デーモンがいないとblurははじまらないのですが、まさかあんなに、グレアムがメンバーに愛され、また、グレアムがあんなにバンドをひっかきまわしたなんて。一見、とてもおとなしそうな人に見えたので。言葉が悪くてすみません。でも、若かったころの彼はめちゃくちゃだったようで、かなりびっくりしました…でも彼の弱さをひっくるめて、彼を愛し、信じ続けたデーモンはすごいなと思いました。友情とか、やっぱりそんな簡単な言葉では表せないですね。前にも書きましたが、なんだかこの二人にはお互いに特殊な「執着」が感じられるような気がするのです。音楽の才能もその要因かもしれないけれど、それよりも、なんか少し違う、恋人とも家族とも違う、人間同士の「執着」。成功と、絶望を味わって、一時はばらばらになった四人が、再び集まり、またひとつになっていくという様を見ることができるなんて、かなり貴重でした。「ああ、帰ってきたんだなあ」というように、ジワーッと、デーモンがまるでこどものように涙を流すシーンには思わず私も涙してしまいました。「彼(デーモン)も、僕と同じように苦しんでいたんだと思う。ただ、彼はそれを表にださず、僕は表に出しすぎた。僕らはそこだけが違ったんだ」というグレアムの言葉がゆっくりとこみあげてきたからかもしれません。そして。なんといっても外せないOASISとのブリットポップ頂上対決。リアムの登場(ほんとに一瞬だけですが)にはちょっと笑ってしまいました。だって、リアムの言葉が「僕」って訳されてたんだものーーー!「僕」はないよーーーー(爆笑)!!!!で、やっぱりガキ大将とか言われちゃうOASIS。シングル売り上げ対決で勝利したのはBlur。でも、そのことでBlurは「悪役」になってしまった。明らかに、どう見ても(人相とか態度とかね/笑)、OASISの方が「悪役的」なのに。しかしながら、OASISは「生きる力」を歌にするから。力強いOASISの姿は、歌は、きっともう「希望」のかたまりでしかなかったのだと思うのです。デーモンがブリットアワードの授賞式で「OASISとこの賞をわかちあいたい!」って言ったことを悔やんでる姿がちょっとだけ笑えました…ごめんなさい…あんなに頭かかえなくても…!ありゃノエルもリアムもかちーーーーんとしただろうな…と…(笑)それにしてもこDVD、かなり面白かったです。感想がかたよってしまって申し訳ありません。まあ、その、なんですか…全編通して言えることはただひとつ…アレックスが超男前だな!!って…そんな感じです…ほんとに格好良かったです…アレックスのアップが映るたびにどきどきしました…昔のも現在の彼も正統派イケメンて感じでした(笑)はい。明日はお休みなので、ライブDVD堪能します!!!