「The Meaning Of Soul」/OASIS
久しぶりのOASIS曲解説です!…いや…すみません…解説じゃなくて「感想」もしくは「妄想」でしたすみません…頭が冴えるように苦手なコーヒーを飲みながら臨んでます。微糖…苦いなああああああ…さてさて。今回はリアムの曲です!!!この間「私はノエル派でもリアム派でもありません」…と書いてましたが、ふりかえるとこのブログはびっくりするくらいノエルまみれでした。リアムさん本当にすみませんっした…というわけで今回は「The Meaning Of Soul」です。本当は書きかけの「Songbird」解説…いやいや、感想があるのですが、浮気心がむくむくと出てこの曲になりました。この曲、メロディライン的には、お世辞にもあまり新しくもなく、凝っているわけでもない曲なのですが、やっぱり注目すべきは歌詞でしょうか。リアムの歌詞の一番の特徴は「リアムがしゃべっている言葉がそのまま歌になっている」感じ、です。I gotta show you, manThe meaning of soulI'm taking on love tonight(お前に見せてやろうかひとりの男の魂の意味ってやつを今夜、俺は愛を受け止めるよ)最後のI'm taking on love tonightは「今夜、俺は愛を背負う」と訳されているのが普通みたいなのですが、あえて「受け止める」にしてみました。なんだかこっちのほうが後半しっくりくる感じがしたので。リアムのインタビュー映像を観たり、文を読んだりしたことがある方はなんとなくわかると思いますが、この言葉きれぎれの感じ、リアムっぽいですよね…(うまく文章になっていない感じというか…)この曲からは普段私たちが見ている「リアムらしさ」がよく現れていると思うのです。I'm a different breedI'm outta your leagueI'm 10 out of 10, alright(俺は違う種類の人間なんだお前が属する集団の外に居る俺は完璧ってことなのさ)思わず、「You know?」(なっ?わかるだろ?)と最後にいれたくなりますね(笑)なんじゃこりゃ!ってくらいの自信があふれていますね!!!!「完璧」という言葉で思い出すのはノエルの「Littele~」に出てくる「完璧であるためには不完全でなければいけない」という歌詞ですが(間違っていたらすみません)、リアムの手にかかれば兄弟でここまで変化します(笑)。これこそ我らがリアム。大胆不敵・唯我独尊・天上天下。あのふんぞり返ったガニマタ歩きが目に浮かびます。しかしながら、ほんとうの「リアムらしさ」がでているのは多分ここではなく、次の箇所だと思います。Get out of my way, yeah manI dig what you sayBut that ain't enough, alright(俺の道をふさぐな、いいか、お前の言うことは真剣に聞いてやるだけどそれだけじゃ十分じゃないよな)ここで使われてる「Dig」は掘るという意味ですが訳詞で「真剣に聞く」とされてます。う…うますぎる…!これがとにかくリアムらしいと思うのです。インタビュアーやリアムに会った人が「リアムの目」について「動物みたいな目」とか「燃えているような目」だとか言っているのを聴きますが、私はここからリアムの瞳を連想しました。あの目ですね。じーっと、人を見るあの目です。人の話を聴くとき、リアムはそれがどんなささいな話であってもきっと真剣に耳を傾ける、そんな人だと思うのです。リアムは目が耳になっているんじゃないだろうかというくらい食い入るような見つめ方をしてますよね。興味のない話だと難しいかもしれませんが(笑)自分を完璧だと思い、自分は他人とは違う種類の人間なんだ、と壁をつくっておきながら、他人を拒絶するのではなく他人を知ろうとする興味は失っていないというか、むしろ興味心身で他人を知ろうと、受け入れようとしているというか……うまく表現できませんが。そして最後はこれですね。All riseI see the love in your eyesIf it's alrightThen i'll be your light(すべてが盛り上がっていくお前の瞳に愛が見えるお前がそれで構わないというなら俺はお前の光になるよ)自分の100パーセント(=Meaning Of Soul)を見せてくれる相手には、同じ100パーセントで返す。リアムが真剣に向き合う相手もまた、真剣でなくてはいけないのです。真剣さのぶつかりあいがあって、きっとリアムは他者(相手)を認めるのではないでしょうか。そこではじめて愛が生まれて、人間関係が(恋愛関係も)がっ、と深くなる感じが見えますね。If it's alrightThen i'll be your lightは、これだけで見るとちいとばかし陳腐な表現だなあとか(特に日本語にすると)思ってしまうのですが、この流れで最後にやってくるとなんだかとっても心地いいですね。自分を全力で主張しながら、相手の主張も全力で受け取ろうとする、これはノエルの曲にはなかなかないんじゃなかろうか、と思うのです。この兄弟、ほんとうに面白いですね。作る曲から自身の個性が溢れまくりというか…そして二人、そっくりなのに全然似ていない。ノエルが「静」ならリアムが「動」、なんて使い古された表現はしたくないのですが、なんというか共通する漢字で対比を表するとしたら私の中ではノエルが「孤」、リアムが「個」というイメージなのです。わかり…にくいですね…(笑)ほんとうにすみません。イメージだけで発言してすみません……違うからこそ相反するのでしょうが、それでこそノエルとリアムなんですよね。いつもにも増してぐだぐだですみません…でもいつもと違って面白かったです(笑)また近々リアム曲やります~!