横須賀造船所
1876(明治9)年に撮影された「横須賀造船所」の全景 現在の横須賀本港の米軍基地側になります。 幕末、ここにフランスの援助で製鉄所が造られ1871(明治4)年に造船所となりやがて海軍工廠(こうしょう)となって行きます。 全景の右に写っている船台(左手)と造船小屋(中央) ここで数多くの軍艦が建造され、進水式は天皇が行幸することが多く多数の招待者から一般庶民まで数万人が見学する一大イベントであったようです。 全景左手のドライドック 写真右が1871(明治4)年に完成した日本初の1号ドックです。左側建物の間に見えるのは3号ドックです。 2号ドックはこの時点ではまだ造られていません。のちに1号と3号の間に建設されます。これらのドックは現在も米軍が使用しています。