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カテゴリ:陶芸関連
仕事場ではラジオを聴く
日曜2じは 山下達郎の サンソン=サンデーソングブック 達郎はときどきタナツカ をやる 自分のレコードの 棚から一掴み それをかけて解説 マニアックないろんな楽曲を解説 これを略してタナツカ うちの食器棚から 焼き〆陶を 一掴み 左の徳利 沖縄の 荒焼:あらやち で となり ウチが 焼いた 備前土での花活け となり 寝てる ビアマグ と となり 湯呑み が 備前焼ですわ 右手前 カップ が 丹波焼ですー ははは マニアック♪ 焼き〆陶の 揃い踏み♪ あーっと撮り忘れたが 津軽金山焼 のメシワンもある 沖縄の荒焼:あらやち 本来は 鉄砲窯や 蛇窯で焼くが これはガス窯焼成の品で 泡盛の容器である 那覇南部の豊見城村:とみぐすくそん の 泡盛メーカー=忠孝:ちゅうこう って会社には 自社の泡盛を詰めるためにガス窯でこーゆー品を焼く陶芸部門があって 大城会長みずから作り どんどん焼いてる とても 稀有な例です 陶芸作品ではなく あくまで 忠孝の泡盛の容器 容器なんでやきもの としては売ってない 10年物古酒の入ってるやつは 窯変が少ないが ¥4000ほど これ20年物の泡盛古酒の入ってたやジョートー ¥10000ほど 右2つ目 うちの備前は穴窯に凝ってたころ 温度の低い 中 と 奥 で焼いてた 備前の土屋に電話して取り寄せた土ですわ まあまあカンジが出てます 4日4晩焼いたらこーなる 備前焼のビアマグと湯呑み 窯元3代目 難波さんトコとは 室内陶磁器フェアで よくいっしょになり カワイイ奥さんが ハプーさんこれどーぞ♪ と 飴ちゃんくれはったりするー♪ ナゴヤドームにも来てはった ホンチャンの備前焼は 穴窯ではなく 大窯で これはフツーの登り窯 大窯は余熱室が巨大 備前は薪の大窯=余熱室が巨大な窯で 長時間焼かんなん 1週間とか10日とか2週間とか 薪代がボーダイにかかるらしー 100万とか200万とか 味の濃い品はフクロと呼ばれる いちばん前の余熱室で焼かれるけど 割れたりするし歩留まり悪い なので 味の濃い=見所の深い備前焼は とても高価である 備前焼は 六古窯のひとつでもあり その渋みと暗さが 茶陶茶懐石割烹食器で 陰影礼賛 ながく重んぜられて来て 人間国宝ももう3人も出てて なんとなく エライ感じ です 右手前の丹波焼 フりーカップ うちで2年ロクロをやってくれてた市野さんのトコの品 丹波は市野姓ばっかり 彼のトコは60番の市野(郵便局配達番号) 忠作窯が彼んトコ やはり3代目にあたる ナゴヤは来てなかったが 東京ドームではいっしょになる この品は五条坂陶器祭りで いっしょになった時に おもろいやん と買った♪ この丹波も 荒焼:あらやち とおなじく 鉄砲窯や蛇窯で 備前に比べると比較的短時間 素焼すんでれば24時間とか で焼かれるから 廉価である 上の段が 穴窯の構造と外観 下の段が 鉄砲窯 蛇窯 の外観と煙り抜き これが金山焼 ぼくが使ってるめし碗 津軽金山焼は あたらしいやきもん 青森県五所川原市にできたあたらしい産地 稀有な成功例 1985年からすこしづつ発展して 東京ドームへは1998年進出 今回はじめてナゴヤやきものワールドに1ブース出展したはった 売り上げはどーやったんやろー? 東京ドームで聞いてみよーっと♪ 東京ドームでは 2ブース使用 安い めし碗¥500とかでしたねー 手挽きも動力ロクロもやってて 焼きは薪の大窯 備前とおなじみたい こんなに廉価なんやけど 東京ドームでは販売に7名くらいかけてて 9日間で 1000万を売り上げてるらしー たしかに稀有な成功例 金山焼のあゆみ で うちの食器棚から一掴みした タナツカ が これって一般の人たちには みんな同じに見えへんかなー? 陰気くさいやきもん 暗い感じのやきもん じじくさいやきもん と思う人もやはるやろー と思う その 陰気さ 暗さ じじくささ 花を生けたり 料理を盛ったりすると もんのすごく 映えるんやけどなー そこがネウチ ぼくはやきもん屋=専門家なんでマニアックに面白がる 面白がれる ま 世の中には 陶芸教室にいってたり アマチュア陶芸家やったりして ま こーゆーオタッキーなウンチクが好きになる人たち=ウンチク親父も いたはるわけなんですが どっちかとゆーたら少数派のはず・・・ みんなおんなしに見える が多数派の目に映る 焼き〆陶やと思う 焼き〆陶 は 土味 と 焼成時の火と灰による自然の絵=窯変 だけで 見せるやきもんなんで みんなおんなしに見えてしまう なのに 陶磁器室内イベントには たーくさんの備前焼のブースが 来たはる ナゴヤやきものワールドには 備前焼から14ブースも出展してましたー ↓ じっくり見込めば ぼくには 違いがわかる ははぁ ここさんはサンギリ(←窯変の一種)にねらいがあるんやなぁ とか うん ここさんは胡麻(←同上)を得意としたはって食器中心なんや とか へー ここさんは造形に新味をうちだしてはる花器がおもしろいなぁ とか しかし おおざっぱに見れば みんなおんなし備前焼 きっと 一般のヒト 大方のヒトの目にもそー映るはずやろー ならば 同業他者との違いを どーやって訴求してるんやろー こんだけ 見た目おんなしが 並んでて よー 成り立つなー いっつもフシギに思ってたんで こないだやきもん屋仲間 備前焼のKさんに 直接セキララに聞いてみました 備前はシブイ 備前が好きな人っている でも おんなしに見える備前焼が こんだけ並んでて それぞれにお客さんがつく それはなんでなん? お客さんは どーゆー基準で おんなしに見える備前から選びとらはるん? すると・・・ 明日につづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なにがしか みなさまのお心に とどきましたでしょうか? もし そー思てくれはったら・・・ またクリック↓おねがいいたします♪ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月28日 09時01分30秒
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