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カテゴリ:染と織
えーと・・・
本題の前に・・・ 今月6月 のプレゼントは 7月 夏が来たっ! をあらわす文様 でした 海のパスタ皿♪ 山のパスタ皿 ♪ さて 来月7月分の月例プレゼント とゆーことは8月を表す文様 ってことですが その 2柄の画像UP♪ ↓ 金魚文のパスタ皿 27.5×21・5×高さ2センチ これを 5名様に♪ 朝顔文のパスタ皿 27.5×21・5×高さ2センチ これも 5名様に♪ とゆーことですんで・・・メルマガ登録ぜひ~♪ ☆月例ハプープレゼントやイベント招待券の応募のためには合い言葉が必要。 その合い言葉は毎月15日ころ発行の『ハプ-通信』で発表しま~す♪ こっから↓登録しといてくださーい、メールアドレスを書くだけでーす♪ 『ハプ-通信』を読む さて 本題 糸 ふーわり 最近やきもんの仕事は カミさんのやる分は ちょっと手待ち そやさかいに 本業の 織りのほーの仕事を したはりますー こないだは 染めた糸を 陰干し 草木染め 天然染料ですんで 直射日光やと 紫外線で退色=色あせしますんでねー 陰干し 糸 ふーわり で この糸は 絹=シルク 絹糸には 生糸:きいと と 紬糸:つむぎいと の2種類 生糸はカイコが作るマユ を熱湯で緩めつつ 糸にしていく カイコの吐いた糸をそのまま依って 糸にしてるんで 強い光沢があるわけですが・・・ 紬糸はカイコが作るマユ それをお湯のなかで ぐぃーっと袋状に広げた 袋綿:ふくろわた にして それを手で紡ぐ=手で糸にする 指で引き出すことで糸にする 生糸とはちがい 繊維がフクザツに絡み合いながら糸になるんで パッと見ぃは 光沢が押さえられていて 木綿に見える そやけども・・・ 光沢 じんわり 紬糸 底光り マユをひろげたもん から 手ぇだけで 糸を 引き出す 江戸時代 絹物=生糸で織った絹織物を着ていいのは 特権階級だけ そのマユを作る生産農家=養蚕業 クズ繭も出るわけですわ 穴が開いたり 虫がついたり 色が悪かったり・・・ それもったいないでしょ なんとか使いたかった ぐわーっと広げた真綿を 綿入れやチャンチャンコの中綿とかにしてた それを なんとかムリに 糸にしてみたら じんわり光沢 木綿に見える パッと見ぃ 木綿に見える しかし絹物 木綿よりも はるかに軽く はるかに保温力が高い 軽くてあったかい=すぐれた衣料 町人は絹もん着たらあかん ねんけども その禁制をくぐって紬;つむぎは着ることができたわけ それで江戸期以降 さまざまな紬織物が発達した 米沢紬 結城紬 郡上紬 信濃紬 飯田紬 大島紬・・・・ 裕福な町人 は紬を着たわけ 大店:おおだなの主:あるじ とか その御料人:ごりょうにん=奥さん とか その娘はん とかが普段着にきたそーですわ・・・・ 染と織 主として 日本の女性たちが担い高めた 技術と知恵と美の集積であるが 現代 その技術を国内的に 受け継ぎ 発展させること なかなかに 困難なことである このような 労働集約型の仕事 あまりに手間 高い技術も必要 その技術の習得に 時間もかかる ゆえに 人間の労働力が安くないと なりたたない 日本の工芸は 江戸時代の 安い農村の労働力と 徒弟制=技術習得するまでは無給 によって 培われ 高められ 伝承されてきたのである 染織に 比べると やきもん=陶磁器は はるかに恵まれてる 日常座辺のモノで 道具性が高く ゆえに こわれカケ割れるもの なので 買い替え需要がつねにあり くわえて 陶芸に化けることで 美的付加価値を付与することができる その伝統が厚くある からである さ 今日も 水挽き ま いい道具づくりに 邁進♪ =========================== なにがしか みなさんのお心に とどきましたでしょーか? もしそー思もてくれはったら クリックたのんますー♪ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月27日 15時30分34秒
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