テーマ:短歌(1696)
カテゴリ:短歌
♪寒空に白鷺一羽飛び立てり行方定めぬままの姿勢で ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ この冬一番の冷え込みとなり、北西の風が吹き黒曇流れる空にゆっくりと白鷺が舞い上がった。 行く当を決めかねているかのように大きく旋回ながら、また向きを変えてゆっくりと上昇しながら消えていった。 あらゆる業種が業績の下方修正し、人員整理が始まっています。 使うだけ使って、都合が悪くなるとポイと切り捨てられる非定期雇用・期間労働者たち。 最も助けが必要な人々を「使い捨てカイロ」のように捨て去る、企業という名の不条理団体。 この寒空にホームレスが増えることが懸念されるという、この現実。 人は「生かされている存在」とはいえ、人道とか人権とかが一番後ろに置かれているという社会は野蛮ですね。 テクノロジーばかりが進歩しても、人間の本質は全く変わっていません。進歩しても良さそうなものなのに、全く進歩がないというのはどういうことなのでしょうね。成長の限界?でしょうか。 あの穢れを知らない真っ白なシラサギは、どこへ行ったのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.20 06:52:16
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