♪ 青春を振り返る時の吾が脳はすべてのものを美化する装置
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例のごとく仕事をしながら、懐かしい人の歌を聴きたくなってYouTubeでディオンヌ・ワーウィックを検索。割と最近のライブ映像を観ることが出来た。歳を取っても相変わらずの声を保っていて、どっしりとした存在感と風格が出ているのに驚いた。
ディオンヌは1940年12月12日生れで、今年74歳になる。「黒いダイヤモンド」と呼ばれ、バート・バカラック作品の歌い手として、またホイットニー・ヒューストン(2012年2月11日死去)の従姉妹として知られる人。
1963年にデビュー。1964年に「ウォーク・オン・バイ」のヒットで脚光を浴び、1967年に「小さな願い(I Say a Little Prayer)」のヒットを放ってからは、「サン・ホセへの道」「恋よさようなら(I'll Never Fall in Love Again)」など、現在もスタンダードとして親しまれているバカラック=ハル・デビッド作品で続けざまにヒットを放った。
見つめれば見つめるほど、底知れぬ奥の深さを秘める”黒い真珠”。
私もこのLP「Burt Bacharach Song Book」を持っている。低音の艶とクールでありながら伸びのある豊かな声量、そしてその歌の上手さに魅了されて、20代に買った数少ない歌ものLPの一つ。
映画「明日に向かって撃て!」の主題歌「雨にぬれても」を知らない人は居ない本格実力派。作詞家ハル・デイビットとバカラックのコンビの曲を、ディオンヌが歌う、最強のトリオとしてヒットを連発していた頃のもの。
ここに収められている「サン・ホゼの道」「プロミス・プロミス」「エイプリル・フールス」「小さな願い」「ウォーク・オン・バイ」「マイケルへのメッセージ」「恋よさようなら」など、バカラックの曲はどれも好きだった。
若いころは決して美人とは言い難く、顔と声が一致しないので密かにアメリカ版「稲垣潤一」みたいだなぁと思っていた時期がある。
1979年にバリー・マニロウのプロデュースによる「涙の別れ道(I'll Never Love This Way Again)」が久々のヒット曲となりグラミー賞を受賞。1986年にはバカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーのライティングコンビによるグラディス・ナイト、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダーとの共演作「愛のハーモニー」が大ヒット。
現在までに1億5,000万枚以上のセールスとグラミー5冠という輝かしいキャリアを誇るアメリカを代表する大歌手だ。
グラミー賞受賞歴
1968年 「サンホセへの道(Do You Know The Way To San Jose) 」女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞
1970年 「恋よさようなら(I'll Never Fall'in Love Again)」女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞
1979年 「涙の別れ道(I'll Never Love This Way Again)」女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞
1979年 「デ・ジャ・ヴ(DeJa Vu)」女性ベスト・R & B ・ヴォーカル賞
1986年 「愛のハーモニー(That's What Friends Are For)」年間最優秀曲賞 / ベスト・ポップグループ賞
2年振りとなる来日公演が、今年の9月2日(水)と3日(木)にブルーノート東京で行われた。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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