♪ 草下の囲いを仕切り糸を吐く虫が生せしをコクーンと呼ぶ
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繭という漢字の覚え方を歌にしてみた。そんなに難しい漢字でもないのでイメージさえ掴んでしまえばどうってことない字ではありますな。「蚕」をテントウムシと読んだ人がいて、妙に納得したりして。漢字って興味を持つと面白いですな。
何度も書いている内に変な感じがしてきて、こんな漢字だったけ?と、わけが分からなくなることが有るねぇ。アルファベットの世界ではあり得ない、表意文字に独特の妖しき世界というか。
草下の囲いを仕切り糸を吐く虫が生せしをコクーンと呼ぶ
この繭という字は正しく表意文字そのものだねぇ。文字を観てるだけで繭の出来上がっていく様子が浮かんでくる。
こんな小さな虫が命を懸けて糸を吐いてくれ、あの素晴らしい特性を持った「絹布」になる。なんて崇高な事でしょう、感謝しないと罰が当たるというものだ。
インドでも立派な絹生地を生産しているけれど、タイシルクの方が名が通っているので、良いものはタイへ輸出されて「タイシルク」の名前で世に出ていく。
以前には他に、「葡萄」、「薔薇」、「鬱」なんて字の覚え方も歌にして書いたことが有ったっけ。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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