♪ 保育園へ行く年ごろとなりたるや指しゃぶりはもうしない猫の仔
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昨日、仔猫の「あらん」がバスタブを洗っている時に風呂場を覗きに来た。それで、その石鹸まるけの浴槽に入れてやった。足がぬれて気持ち悪かったのか、走って逃げようとした。
蹴り上がろうとしても足が滑って上がれない。浴槽の縁も滑って爪が立たない。何度やってもダメでパニックになっている。あらんには悪いがあまりに可笑しくて、大笑い。猫のオモシロ動画の仲間入りができただろうに、カメラがなくて残念だった。
時間にすれば数十秒のこと。理屈が分からない小さいうちに身をもっていろんな体験をした方が良い。あらんよ、良い体験だったろう!?
走り回っていてどこかに足をぶっつけても平気で走り回っているし、悪いことをした時に鼻のあたりを叩いてやってもまったく平気。痛く無いのだろうか。まだまだ小さい故に痛点が少なくて、痛みを感じる度合いが少ないのかも知れない。
さっき迄走り回っていたはずなのに、ふと後ろを見ると・・
“今日は雨か”と思っているかは知らないが・・
それにしても、 ”静と動の極端に違う姿“ を見せてくれる仔猫ってほんとうに面白い。
朝方はまだ夜のアドレナリンが残っているのか元気に走り回っているが、7時を過ぎるころになるとホルモンの様子が変わって来るらしく、いつの間にか静かになっている。
うつらうつらし始めて、それからは別の生きものかと思うくらい。眠ったり半覚醒状態だったりを半日続けて、徐々に夜に近づくにつれて変化していく。まるでジキル博士とハイド氏のような二重人格的姿を見せる。こういうところは、犬などには無い魅力なのだろう。
狼男の様な変貌を見せるともいえるわけで、犬は元々は狼だったわけだし夜行性であるところは同じなのだが・・。ただ、犬は長年にわたって人間に飼われてきたことで人間の生活行動に合わせて生きるようになったらしい。その点、猫には人間に合わせるという感覚が無い。
昼夜逆転で寝てばかりいる「寝子」の、随所に見せる意外な姿そのものが素顔なわけで、猫は面白いと思わせるのはそういうところだろう。
猫が面白いのは、だいたいが人間と同じで小学生ぐらいまでだろう。11月も間近かになって、ようやく夜中の指しゃぶり的行動をしなくなった。これで安心して寝ていられる。
せいぜい今のうちに楽しませてもらおうじゃないの。今度また、風呂場に連れて行って・・・むふふ・・・
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