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2023.12.09
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カテゴリ:話題・情報

♪ サイボーグと呼ぶは機械を装着の玩具のような御器噛(ごきかぶり)虫


 2022年9月、日本を中心とする国際共同研究チーム《理研開拓研究本部の福田憲二郎専任研究員、染谷隆夫主任研究員(東京大学大学院工学系研究科教授)、早稲田大学大学院創造理工学研究科の梅津信二郎教授のほか、シンガポール南洋理工大学の研究者ら》が、ゴキブリの体に装置を取り付けて動きを操作する実験に成功。

生きたゴキブリ「サイボーグ昆虫」


 ゴキブリに無線機器や超小型太陽電池などを取り付けて遠隔操縦する技術開発の結果を科学雑誌「npj Flexible Electronics」オンライン版で発表した。
 体に装置を取り付けられたサイボーグ昆虫は、人間が行けない危険な地域を探索し、データ収集に活用できる。これまでの鍵は、昆虫の足を制御する遠隔操縦装置のバッテリーがどれだけ持続するかだった。


(ナショナルジオグラフィック)

 理研の研究チームは、厚さ0. 004ミリのフィルムの太陽電池を開発し、問題を解決。ゴキブリなどに取り付ける太陽電池がこれより厚いと、重量のためゴキブリの移動時間が2倍に増え、体のバランスをとることも難しかった。
 また、ゴキブリの曲面に適合するバックパックに足を制御する装置とバッテリーを入れた。研究チームによると、このバックパックは電子機器を1ヵ月以上安定して保管することができるという。(記事引用 東亜日報)



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 生物のサイボーグ化研究は海外でも行われているが、特に昆虫の体に小さな集積回路などを備えたサイボーグ昆虫の研究が盛ん。サイボーグ昆虫は機械化した関節を動かす昆虫型ロボットより消費電力が少なく済むためだ。

 開発を計画した福田専任研究員らの研究グループは、体長約6センチのマダガスカルゴキブリに着目。ゴキブリはカブトムシやバッタのような昆虫より寿命が長く、環境に対する耐性も比較的高い。特にマダガスカルゴキブリは体長が大きく、羽がなく飛べないために扱いやすく、寿命も2年以上あるとされる。



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 ゴキブリには尾部に「尾葉」と呼ばれる感覚器官が左右2つある。研究グループは開発したサイボーグ昆虫の右側の尾葉に取り付けた電極に無線装置を通じて電流を通した。するとサイボーグ昆虫は電流による刺激により右方向に曲がり、無線により動きを操作、制御できることを確認。
 疑似太陽光による約30分間の充電で約2分間の操作が可能だったという。

 腹部背側にはポリマーフィルム上に作製した、厚さ4マイクロメートルの極薄太陽電池を取り付けた。太陽電池には接着する部分としない部分を交互に設けることによって、ゴキブリの動きに合わせて電池も伸びたり折り畳まれたりする「飛び石構造」を採用。動きの自由度を実現する工夫により、装置のゴキブリ背側への装着は1カ月維持できたという。
サイボーグ昆虫用の極薄太陽電池に採用された屈曲時(図下)の「飛び石構造」
(理研提供)


 今後センサーやカメラを搭載するなど工夫、改良することにより人間が入り込めない災害現場の調査や環境モニタリング、危険地域の検査などでの活用を期待している。(記事引用 ナショナルジオグラフィック)

 量子コンピュータやさまざまな微生物の発見と応用といい、極小のものに対する研究が目覚ましい。消費エネルギー(費用)対効果の向上を目指して、様々な分野で熱い研究がなされている。日本人の資質が活かされる分野だろうと思う。こういう分野に特化した国を目指すのも良いんじゃないだろうか。





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最終更新日  2023.12.09 09:55:01
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