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2021.07.31
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カテゴリ:クラシック
「別に予算をケチってるわけじゃなく」

フェスタサマーミューザ 7.28N響室内合奏団は、マロさんのプレトークで始まった。
喋りが苦手なものでと言ってたけど、何を仰る! 手慣れたものでしょ

タイトルは、今日のメインに据えた 
マーラー4番の事。
大曲を室内楽にアレンジするのは、かなり前から盛んにされていた。会場の規模の関係で制約を余儀なくされる事情もあるけど、 
編成がコンパクトになる事で、曲の骨格が解る、楽器毎の繋がりが見えてくる、オリジナルの大曲を聴く足掛かりにも成りうる。 

 編曲者はオリジナルにはなかったホルンを取り入れた。更に今回は、ハーモニウムを導入。
足踏みオルガンによく似た、柔らかい音色。余りパンチは無いが、穏やかで懐かしい響きがする。
 使用曲の一例として、ドボルザークの曲を。
ドボルザークの人柄が見える感じ。

バックステージでは、何人かがカメラに気付き、何これ配信のヤツ? ふざけてぐーっと近づくマロ氏。盛んに手を振るvc市さん。笑い声。


4番。鈴の音に導かれるのは同じ、
ハーモニウムが、金属的な和音を出す。
この曲の、二重三重に複雑怪奇な表情筋の一端を形成。
ピアノが、驚くほど存在感が薄い。
弱音で、しゃらん、、と弾く場面の多い事。まるでチェンバロだ。
パーカッションが、色んな楽器を持ち替えてたのがおもしろかった。
鈴は、ただ振るだけでなく、撥で叩く場面もあるのか、、
 3楽章ラスト近くになって、もう一人の主役、ソプラノ盛田麻央さんが、静しずと登場。天上の暮しを清楚な声で歌った。







彼女は初めて聴いた。曇りのない、あたたかい声が辺りをぱあっと照らす。スーブレットとスピントの中間辺り。淡い桜色のドレス。裾が長いフリルで、18cの貴族みたいな優雅さ。
しかしどことなく、ネジが一本外れてる感が付きまとう。天上世界って案外せわしなく、喧騒が絶えないとこみたいだな、とも。そういうとこも含めて、大好きな曲。






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最終更新日  2021.07.31 19:52:51
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