イヌ(2)
イヌを見かけました。親子です。楽しそうにじゃれあっていました。ちょっと離れて、何か見つけたのでしょうか。なんでもなかったようです。子犬が歩き出して、しばらく辺りを見てまわったあと、親子は別の場所へ行きました。この親子は首輪をつけていません。そして、ぶらんこのまわりにいます。大変よくない状況ではないかと思われるでしょう。私も同じように考えます。ただ、この親子を見ていると、とてもなごやかな雰囲気が伝わってきました。この親子のなごやかな日常が、よくないと思われてしまうのは、どこに原因があるのでしょう。首輪をつけ、飼い犬として生活できない状況を作ってしまった私たち人間に、その原因があるのではないでしょうか。私はイヌを飼ったことはありません。ですので、飼えないからとイヌを手放したこともありません。このブログをご覧いただいている方たちも、飼えなくなって手放したことなどないという方ばかりだと思います。誰か特定の人を非難しようとしているのではないのです。この町の管理体制も考えなければなりません。ですが、今は、この親子を見て、伝わってきたことをご覧の皆様と共有したいという気持ちです。イヌの親子を見て、いろいろなことを考えました。